真剣だから嘘なんて言えない
実は、いま気になっていることがあるんです。
先日、私が提供しているサービスに問い合せのメッセージが届きました。
ざっくりと言うと
「1回のセッションで良くなるか」
という質問なんですが…
何回かメッセージをやり取りしてる間に、伝わってきました。
とにかく…その方がいかに苦しんでいるのか…毎日どれだけ我慢して必死に生きているのか…ヒシヒシ伝わってきたんです。
すごく長い間苦しんできたことや、辛抱や我慢が限界に来ていることが、伝わってきたんです。
だから、本当は
「その苦しみからすぐ開放します」
と伝えられたら良かったんです。
でも、私には言えませんでした。
それは嘘になるから。
そりゃ、中には一回のセッションで大きく変化する人もいます。
予想外の変化に驚く方もいます。
でも、これは治療ではありません。
その方が「変りたい」と思う気持ちに寄り添って、その気持ちがスムーズに実現されるのをご支援しているだけなんです。
その方自身が「変らないだろう」と思っていることは、ご支援することができません。
「変われる」と信じてもらわないと助けることができないんです。
だから、長い間病気で苦しんできて「自信がない」とおっしゃる方に
「大丈夫ですよ。任せて下さい!」
なんて言えません。
そう言えたら、安心して頂けるかもしれませんが、真剣に悩んでいる方にその場しのぎの嘘なんて言えなかったんです。
例え、安心させるためだとしても。
だから、素直にお伝えしました。
これまで、様々な方をご支援させて頂いた中で、一回のセッションだけではクリアにならなかった方がいます。
その方にはパターンがあります。
それは、意識では「改善したい」と思ってるけど、無意識ではそう思っていないというパターンです。
ご存知の通り、意識よりも無意識の力の方が強いので、無意識で逆のことを思っていると、意識で思った通りにならないことが、よくあるんです。
ですので、まずは
「無意識では何を望んでいるのか」
をクリアにするところからサポートさせて頂ければと思います。
そうお伝えしました。
でも、今振り返ると思うんです。
あの時の私は、ビビッていなかったと自信を持って言えるだろうかと。
真剣に考えれば考えるほど、恐怖を感じたんじゃないだろうかと。
それが、いま気になっています。
お客様に自信を持ってもらうと同時に、私自身も自信を持つべきですね。
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
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