ダニング=クルーガー効果
生まれて初めて、蒙古タンメン中本に行きました。
ちょっと、とまどっていましたが…
この前、テレビで「人気がある店」として紹介されていたのを見まして…
あんまり、そういう流行りにのって行動するのは好きじゃないんです。
周りに流されて動いた気がして…
そこに自分の意見がない気がして…
でも、どんな味がするか気になって仕方なかったんです。
だから、普段の主義は横において、行ってみたんです。
一応、お昼時間は避けました。
流石に混んでいるだろうと思って。
それで、お昼時間を過ぎたあたりに行ったんですが…
すごい行列でした。
いつもなら、諦めていましたけど…
ここで諦めると後悔する気がして…
1時間くらい並んでいたんですが、前後の人達の会話を聞くと、どうやら初めて来た人達ばかり。
「この人達もテレビを見たのかな」
「みんなミーハーばっかりだなぁ」
なんて…自分のミーハーを棚に上げて思っていました。
そして、やっと席に座れました。
並んでいる間に、だんだんと期待も高まって、食べたくて食べたくて仕方がない状態になっていました。
そして、蒙古タンメンが来ました。
期待に胸を膨らませながら、一口。
「あれ?…それほどでも…」
期待が大きすぎたんでしょうか?
中本ファンの方に怒られますけど…
「僕でも作れそうだけどなぁ…」
そんなことを思ってしまいました。
その時、先日読んだ本に載っていた『ダニング=クルーガー効果』という言葉が浮かんで来ました。
「能力が低い人ほど、自分を過大に評価する傾向がある」
(また、その逆もしかり。)
簡単に言うと、そういう感じです。
多分、ラーメンの能力が高い人なら「さすが蒙古タンメンだ!すごい!」と評価できるんでしょうけど、能力が低い私から見ると「私にもできそう」と過大に評価をしたのでしょう。
お恥ずかしいかぎりです。
しっかり『認知のゆがみ』の罠に、はまっていました。
注:『認知のゆがみ』とは、事実を偏った見かたで捉えること。
あれだけ一所懸命『認知のゆがみ』をなおしてきたのに…
『認知のゆがみ』に気づけるように訓練もしてきたのに…
あれ?だから気づけたのかも?
じゃぁまぁ、いいか。
ところで、あなたは大丈夫ですか?
『認知のゆがみ』の罠に、はまってませんか?
罠にはまっても、気づけてますか?
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
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