行き詰まりを解消するコツ?
答えって、意外なところにあったりしますよね。
いろいろ探しても見つからなかった答えが、すぐそばにあったり。
別のことで悩んでいたことが、実は繋がっていたり。
他のことをしている時に、ふと答えが見つかったり。
あの悩んだり苦しんだりした時間はなんだったのだろう。
そんなことを思ったりもします。
そんな経験ありませんか?
つい先日まで、私には行き詰まりがありました。
それも2つ。
一つめは『統計学』。
公認心理師になることを目指して、現在通信制の大学に通っていますが、その中に『統計学』の授業があり…
それが難しくて難しくて…
いろいろ試行錯誤してみたんです。
統計学について、やさしく教えてくれる動画を見てみたり。
わからない所を、何度も何度も読み返してみたり。
同じ問題を何度も解いて身体で覚えようとしたり。
でも、ダメでした。
しばらくしてまたテキストを見ると「あれこんなこと書いてあった?」と全く記憶に残ってない始末。
「ダメだ…向いてないのかなぁ…」
と、ちょっと諦めモードでした。
2つめが仕事の話。
仕事と言っても、うつ病予防コーチとしての仕事ではありません。
うつ病予防コーチはライフワークとして(これでは食べていけないけど)続けていることで、食べていくためにライスワークとして続けているIT系の仕事です。
ここ最近、最終成果物のイメージや進め方についてのイメージが合わないことが多く、何度も資料を作り直していたりします。
どこが合わないのか分からないけど合っていないらしいんです。
そんなことが続くと自信もなくし…
次第にやる気もなしくします。
そして…
「ダメだ…向いてないのかなぁ…」
と、ちょっと諦めモードでした。
気分転換に、ネットを検索していたら『メモの魔力』という本があることを知り…ちょっと読んで見たりして…
ちょっと試してみたくなりました。
『統計学』のテキストを、その方法でメモをとってみようと思いました。
別に、何か答えを見つけようとしてやったわけではないんです。
その方法が何となく面白そうだったので、身近なことで試してみただけ。
そんなことでもしないと、気が変になりそうだったんです。
その結果…
大成功でした。
これまでは、まえがきの部分や序章の部分は読み飛ばしていたんですが、今回はそこもメモを取りつつじっくり読んでみました。
大事なことが書かれていました。
・全てを理解してもらうつもりはない
・知っておかないとマズイ所を伝える
・理解が困難であろう部分は触れない
・主観性を排除し、客観性を重視する
正直言って、統計学なんて学びたいと思っていなかったんです。
でも、公認心理師になるために必要になるなら、仕方なく勉強しよう。
そんなつもりで勉強していました。
それが、今回改めて、まえがきからじっくりメモをとりながら読んでみると「統計学は人の思い込みを解消するための方法である」ということに気がついたんです。
そうなると、勉強に対するスタンスが変わってきました。
仕方なく勉強するのではなく、勉強したいという気持ちです。
行き詰まりを感じていたのは、ここだった気がします。
心のどこかでは「やりたいくない」と思っているから、どうしても勉強にブレーキがかかってしまう。
頭では、勉強の必要性を理解できていても、心では納得できていなかったんです。
大事なことに気付かされました。
そして、今回のメモは仕事上の行き詰まりにもヒントになりました。
メモしたことを、仕事に転用するとどうなるかを考えてみたんです。
・全てを理解してもらうつもりはない
→全部分かってもらおうとして細かく書き過ぎていた。少し内容を絞ろう。
・知っておかないとマズイ所を伝える
→そうしないと何がマズいのかを書いてなかった。そこについて書こう。
・理解が困難であろう部分は触れない
→理解が難しそうな所を手厚く書いていた。笑 難しいところは飛ばそう。
・主観性を排除し、客観性を重視する
→私の主観が強く出ていた気がする。客観的に言えることに絞ってみよう。
なんとなく試してみた方法で、2つの行き詰まりが解消しました。
今回のことで気づいたこと。
それは、好奇心が重要ということ。
行き詰まっていた2つとも「何とかしなければ!」と必死になっていたり「もうダメかなぁ」と悲観的になったりしていました。
そして、答えは見つからなかった。
今回は「これ面白そう!」って思う方法を試したら、予想外にいい答えが見つかった。
答えを探すのを諦めたらダメだろうけど、必死になりすぎてもダメ。
ちょっとした遊び心も必要なんだ。
そんなことを気づきました。
そして、その気づきをあなたに共有したいと思いまいした。
あなたには、何が伝わりましたか?
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