うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

行き詰まりを解消するコツ?

2019.07.15


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 答えって、意外なところにあったりしますよね。

 

 いろいろ探しても見つからなかった答えが、すぐそばにあったり。

 

 別のことで悩んでいたことが、実は繋がっていたり。

 

 他のことをしている時に、ふと答えが見つかったり。

 

 

 あの悩んだり苦しんだりした時間はなんだったのだろう。

 

 

 そんなことを思ったりもします。

 

 

 そんな経験ありませんか?

 


 

 つい先日まで、私には行き詰まりがありました。

 

 それも2つ。

 

 一つめは『統計学』。

 

 公認心理師になることを目指して、現在通信制の大学に通っていますが、その中に『統計学』の授業があり…

 

 それが難しくて難しくて…

 

 いろいろ試行錯誤してみたんです。

 

 

 統計学について、やさしく教えてくれる動画を見てみたり。

 

 わからない所を、何度も何度も読み返してみたり。

 

 同じ問題を何度も解いて身体で覚えようとしたり。

 

 

 でも、ダメでした。

 

 

 しばらくしてまたテキストを見ると「あれこんなこと書いてあった?」と全く記憶に残ってない始末。

 

 

 「ダメだ…向いてないのかなぁ…

 

 と、ちょっと諦めモードでした。

 


 

 2つめが仕事の話。

 

 仕事と言っても、うつ病予防コーチとしての仕事ではありません。

 

 うつ病予防コーチはライフワークとして(これでは食べていけないけど)続けていることで、食べていくためにライスワークとして続けているIT系の仕事です。

 

 ここ最近、最終成果物のイメージや進め方についてのイメージが合わないことが多く、何度も資料を作り直していたりします。

 

 どこが合わないのか分からないけど合っていないらしいんです。

 

 

 そんなことが続くと自信もなくし…

 

 

 次第にやる気もなしくします。

 

 そして…

 

 「ダメだ…向いてないのかなぁ…

 

 と、ちょっと諦めモードでした。

 


 

 気分転換に、ネットを検索していたら『メモの魔力』という本があることを知り…ちょっと読んで見たりして…

 

 ちょっと試してみたくなりました。

 

 『統計学』のテキストを、その方法でメモをとってみようと思いました。

 

 別に、何か答えを見つけようとしてやったわけではないんです。

 

 その方法が何となく面白そうだったので、身近なことで試してみただけ。

 

 そんなことでもしないと、気が変になりそうだったんです。

  

 その結果…

 

 大成功でした。

 

 これまでは、まえがきの部分や序章の部分は読み飛ばしていたんですが、今回はそこもメモを取りつつじっくり読んでみました。

 

 大事なことが書かれていました。

 

・全てを理解してもらうつもりはない

 

・知っておかないとマズイ所を伝える

 

・理解が困難であろう部分は触れない 

 

・主観性を排除し、客観性を重視する

 

 

 正直言って、統計学なんて学びたいと思っていなかったんです。

 

 でも、公認心理師になるために必要になるなら、仕方なく勉強しよう。

 

 そんなつもりで勉強していました。

 

 それが、今回改めて、まえがきからじっくりメモをとりながら読んでみると「統計学は人の思い込みを解消するための方法である」ということに気がついたんです。

 

 そうなると、勉強に対するスタンスが変わってきました。

 

 

 仕方なく勉強するのではなく、勉強したいという気持ちです。

 

 

 行き詰まりを感じていたのは、ここだった気がします。

 

 

 心のどこかでは「やりたいくない」と思っているから、どうしても勉強にブレーキがかかってしまう。

 

 

 頭では、勉強の必要性を理解できていても、心では納得できていなかったんです。

 

 

 大事なことに気付かされました。

 


 

 そして、今回のメモは仕事上の行き詰まりにもヒントになりました。

 

 メモしたことを、仕事に転用するとどうなるかを考えてみたんです。

 

・全てを理解してもらうつもりはない

→全部分かってもらおうとして細かく書き過ぎていた。少し内容を絞ろう。

 

・知っておかないとマズイ所を伝える

→そうしないと何がマズいのかを書いてなかった。そこについて書こう。

 

・理解が困難であろう部分は触れない 

→理解が難しそうな所を手厚く書いていた。笑 難しいところは飛ばそう。

 

・主観性を排除し、客観性を重視する

→私の主観が強く出ていた気がする。客観的に言えることに絞ってみよう。

 

 

 なんとなく試してみた方法で、2つの行き詰まりが解消しました。

 


 

 今回のことで気づいたこと。

 

 それは、好奇心が重要ということ。

 

 行き詰まっていた2つとも「何とかしなければ!」と必死になっていたり「もうダメかなぁ」と悲観的になったりしていました。

 

 そして、答えは見つからなかった。

 

 今回は「これ面白そう!」って思う方法を試したら、予想外にいい答えが見つかった。

 

 答えを探すのを諦めたらダメだろうけど、必死になりすぎてもダメ。

 

 ちょっとした遊び心も必要なんだ。

 

 そんなことを気づきました。

 

 そして、その気づきをあなたに共有したいと思いまいした。

 

 あなたには、何が伝わりましたか?

tamesitemimasen
 

うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。

    お名前※

    例:中野 剛士

    メールアドレス※

    半角入力 例:info@tokasu.com

    お問い合わせ内容



    PDF

    関連記事

    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ