自然をたたえ、生物をいつくしむ。
今年の春分の日は、3月21日。
木曜日だということが少し残念。
3月21日が休みでも、翌日の金曜は仕事がある人がほとんど。
そして、その翌日は土曜日で休み。
21日に休んで、22日に働いて、23日にまた休んでという感じです。
だったら、22日に有給を取って、4連休にしちゃおう!!
って人も多いと思います。
もしあなただったら、4連休に何をしますか?
ちなみに、内閣府が発表している、『「国民の祝日」について』ページを見ると、春分の日とは
自然をたたえ、生物をいつくしむ。
引用元:内閣府:国民の祝日について
という日だと定めているようです。
『自然をたたえる』って、一体何をするんでしょうね。
そもそも『たたえる』というのは、何をどうすることなんでしょう。
わざわざ平仮名で書いているところも、何となく気になります。
ちょっと調べてみました。
『たたえる』という言葉には、4つの意味があるようです。
1:液体をいっぱいにする。みたす。
2:表情を浮かべる。
3:すぐれているとほめる。
4:(ほめて)名をいう。
抜粋元:三省堂 大辞林
これに『自然』という言葉を足すと
1:自然の液体をいっぱいにする
2:自然の表情を浮かべる
3:自然をすぐれているとほめる
4:自然を(ほめて)名をいう
1は、そもそも自然自体が液体ではないので無理がありますよね。
2は、文章としては成り立ちます。
3は、一番しっくりきます。
4は…
「おお自然よ!あなたはなんて素晴らしいんだ!!自然バンザイ!!」
って感じでしょうか? 笑
考えてみれば、私達は人工物に囲まれて生きています。
たまに、自然に触れたりすると
「やっぱり自然っていいなぁ〜」
なんて言ったりしますが、毎日自然に囲まれた生活を望んでいるかと言うと、そうでもない人の方が多いと思うんです。
私なんて、高校生までは田舎生まれの田舎育ちで生きていました。
近所に、豚を飼育している人もいたし、牛を飼育している人もいました。
田んぼや畑を持っている家が殆ど。
ウシガエルの声を聞きながら寝るのも当たり前でした。
田舎に住んでいた頃は、都会に憧れたものです。
きっと、欲しいものは何でも買えるし、手に入らないものなんて何もないと思っていました。
おしゃれな部屋に住んで、おしゃれな曲なんかかけて、おしゃれな夜景を見ながら過ごせると思っていました。
東京で働くことが決まった時には、心が踊ったものです。
それから、20年以上が過ぎて…
だんだん都心から離れて…
ついに、八王子まで来ました。
ここは、自然がいっぱいです。笑
当たり前のことですけど、どんなに便利になっても、私達が生きるためには、自然や生き物の命が必要です。
毎日、インスタントラーメンとか、サプリとか、バランス栄養食のような人工物で食事する方法もありますが、やっぱり、野菜も食べたいし、お肉も食べたくなります。
お米だって食べたくなります。
私達が生きていくためには、自然はかかせないわけです。
ついつい忘れがちですけどね。
コンビニに行けば、ほとんど何でも手に入りますから。
え〜っと…何の話でしたっけ?…
あぁそうそう。
自然をたたえ、生物をいつくしむ。
という話でした。
そうそう。
本当は、春分の日だけじゃなくて、毎日でも、自然をたたえ、生物をいつくしむことが必要ですよね。
自然や生物のおかげで、私達は生きていられるわけです。
自然や生物の命を食して、私達は命を永らえているわけです。
時には、食べ過ぎで体調を崩すことがあったりしますけど。
時には、食べられるに捨ててしまうこともありますけど。
私なら、どうやって自然をたたえ、生物をいつくしむだろうか。
そう考えていた時に、ふと浮かんだ言葉。
「頂きます。」
これって、料理を作ってくれた人に対する言葉としてもいいけど、料理の食材になった自然や生物に対する言葉としてもいいんじゃないでしょうか。
これなら、毎日だってできそうだと思いませんか?
毎回の食事の時に、自然をたたえ、生物をいつくしむ気持ちを込めて。
心からつぶやくんです。
「いただきます!!」って。
あなたもやってみませんか?
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