運転してはダメな人に関する規定
運転免許の更新に行ってきました。
5年ぶりの更新です。
ゴールド免許ですから。(-д☆)キラッ
まぁ、普段あまり運転しませんから当然と言えば当然ですけど。(笑)
それでも「あなたは優良運転手だ」と言われると嬉しいものです。
運転免許をお持ちであればご存知かと思いますが、優良運転手の場合は、更新の講習時間が30分で済みます。
(一般は1時間。始めて更新する人や違反があった人は2時間となります)
「あなたは、無事故無違反を5年間維持できてるから、細かいことを言わなくてもわかってるよね」ということだと勝手に思っています。
それでも、大事な部分だけは説明が必要ですし、この5年間で交通規則が変わったところがあれば、それも説明が必要になるわけです。
それらを全部含めた30分間です。
ですから、意外とあっと間に終わる印象です。
ですが、大事な話がありました。
5年前にはなかった規定としては
・安全運転に支障を及ぼす病気に該当(統合失調症、認知症、てんかん等)すること等を理由に免許を取消とする規定と、その後、再取得する際の規定
・悪質自転車運転手(信号無視、一時不停止、酒酔い運転等の危険な行為で3年以内に2回以上摘発された人)が自転車講習を受けない場合の罰金規則
この2つが気になりました。
実は(後出しジャンケンをする様で申し訳ありませんが)以前から思っていました。
運転をしたらダメな人がいるのに、それを取り締まれないのは危険なんじゃないかって。
私が、二度目の鬱病になった時に、気晴らしにドライブにでも出かけようと妻が持ちかけてくれて、レンタカーを借りて出かけましたが…これはダメだと痛感しました。
その1日だけで、事故になりそうな時が何度もありました。
(なんとかギリギリ回避しましたが)
運転には自信があった分、ショックは相当なもので「私は運転さえもできないようになったのか」と落ち込んだのを覚えています。
鬱病が治ってからも、その体験から怖くて運転できませんでした。
まぁ、私の場合は、自主的にというか、本当に怖かったので運転をやめていましたが…そうでもない人もいると思うんです。
危険だという自覚さえ持てない人もいるかもしれません。
でも、その人が事故を起こすことで何の罪もない人が死ぬかもしれない。
また「病気だから仕方なかった」と言われて、亡くなった方の家族が納得するはずもありません。
また、加害者側の家族も大変です。
加害者は、当然、会社を解雇になるでしょう。
そうなると家族は生活できません。
周りから、犯罪者の家族だと罵られることもあるでしょう。
そんなことが積み重なって…家族が離散するというのは想定できる話。
そんな不幸を招くくらいなら、免許を一時的に取り消す方がいいと思っていました。
自転車に関しても思っていました。
ご存知の通り、自転車には運転免許が必要ありません。
だから、違反切符を切られることもなかった。
せいぜい、警察官に止められて注意を受けるだけでした。
だからとは言い切れませんが、危険な運転をする自転車が溢れています。
手放し運転、酒酔い運転、スマホを見ながらの運転、傘をさしつつ片手での運転。
その自転車がフラフラと車道に出て来たら…罰を受けるのは自動車側。
自動車側には何も落ち度がなくても自転車よりも自動車の方が悪いことになっています。
これっておかしいですよね。
たまたま危険な運転をする自転車に遭遇したのが運が悪かった。
そんな言葉で納得できるはずがないですよね。
それで、自転車を運転していた人がなくなったら…結局は、自動車を運転していた人の家族が離散することに…
100歩譲って「自転車より自動車が悪いのは絶対だ」ということを納得したとしても、せめて、悪質な自転車を減らす努力はして欲しい。
そう思っていました。
そんなことを思ってはいましたが、実際に取り締まるのは難しいだろうと思っていたんです。
病気の件は、個人情報が絡むし…
悪質自転車の件は免許証がないし…
でも、それが規則として盛り込まれたと知って、うれしくなりました。
「やればできるじゃん」なんて。笑
そんなことを思いながら、講習会場を出て、新しい免許証の引き換え会場に向かうと、人で溢れていました。
やっぱり、日曜日は込みますね。
それは仕方ないと思いますけど…
講習が終わってから、新しい免許証を受け取るまでに1時間以上も待機。
優良講習を受けた私達だけでなく、一時間講習を終えた人達や二時間講習を終えた人達も会場に集まってきて…
そして…
「受付順の関係から、一時間講習や二時間講習を終えた方々の免許証を先にお渡ししま〜す。優良講習を終えた方は、その後です。ご了承下さ〜い」
なんでやねん!!
イライラっとしましたが…
こういう気持が事故をうみます。
優良運転者の私が、ここでイライラしていてはダメだと思いグッと堪え。
落ち着いた表情で、一時間以上待ち続けて、無事に、新しい免許証を受けとりました。
でも…
もうちょっと効率的にして欲しい。
そう、心の中で思う小市民でした。
そして、これからも優良運転手で有り続けたいと思います。
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