うつ病への怖れを手放し、安心を手に入れる

ある若者の発言を聞いてモヤモヤしたこと

2018.10.29


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 電車に乗っていたら、隣からこんな会話が聞こえてきました。

 

女性:ねぇねぇ、趣味って何かある?

男性:仕事が趣味みたいなものかなぁ

女性:えっ?そうなの…す…凄いねぇ

男性:たとえ結婚せずに独りでいても仕事さえ出来ればそれで幸せなんだ

女性:そっ…そうなんだぁ…

 

 いろいろ思うことがあってモヤモヤした感じがしたんです。


 最初に思ったのが…

 

 ちょっと危険だなぁ〜という思い。

 

 私もそうだったんです。

 

 趣味らしいものなんてなくて、仕事が趣味みたいなものでした。

 

 趣味と言っても、気楽しているわけではなくて一緒懸命にやってました。

 

 ただ楽しかったんです。

 

 普通だったら関われない様な有名な会社に行けるし、現状システムを分析する中で、いろんな業務を知れるし、随分年上の方や偉い方とも堂々と話すことができるし、とにかく楽しかったんです。

 

 でも…朝から晩まで、寝る時でさえ仕事のことをずっと考えている状態になって…いま振り返ると気が休まる時なんてありませんでした。

 

 あの時はそれで幸せでした。


 でも…

 

 うつ病になって…

 

 少し仕事のペースを落としたり…

 

 少し仕事を離れることになったり…

 

 しばらく休むことになったり…

 

 そんな時にすごく困りました。

 

 身体が動かなかったり、何もしたくない時は困らないのですが、少し元気を取り戻して来た時に困ったんです。

 

 何をしていいわからないんです。

 

 仕事が趣味みたいなものですから、他にやりたいことなんてないんです。

 

 早く仕事に戻りたいと思いました。

 

 そんな時に先輩には

 

 「ほやから病気になるんじゃ!

 

 って怒られましたけど。(笑)

 

 仕事以外に興味を持てるものがないというのも、ある意味で病気なのかもしれませんね。


 おかげ様で、いまではいくつか趣味を持つことができました。

 

 一つのことに集中するのもいいけどいろんなことに興味を持つ方がいい。

 

 若い時に言われたことが今になって「なるほどなぁ〜」って思います。

 

 もし、うつ病になってなかったら、未だに分からなかったでしょうけど。

 

 あの彼も、いつか気づくだろうか。

 

 そんな思いがありました。


 次に思ったのは「それ言わない方が良かったんじゃない?」ということ。

 

 冒頭の二人が、どういう間柄なのか私には分かりませんが、もしも彼女が彼を狙っていたのだとしたら…

 

 「多分、この人との結婚はないな」とガッカリしただろうと思うんです。

 

 だって「独りでいても仕事さえ出来れば幸せだ」なんて言われたら、彼女の居場所がありませんからね。

 

 これが「今はまだ仕事が楽しいから熱中してるけど、家庭を持ったら家族を守るための仕事になると思うんだ

 

 なんて返していたら、状況は違っていたと思うんですけど。

 

 まぁ、未来なんてどうなるか分かりませんけどね。

 

 「そんな彼が好き」って思う女性もいるかもしれませんから。

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