うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

「結局、どこに行きたいの?」って聞かれたら…

2018.04.22


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 「本当は何をしたいのか分らない

 

 そう思う時ってありませんか?

 

 いろんなことをやったりするけど、どれも少し違うような気がしたり…

 

 どれをやっても楽しいけど「本当にこれがやりたいことなのか?」と思うと不安になったり…

 

 どれも自分に必要なことだと思っていても「結局、どこに行きたいの?」って聞かれると、答えに困ったり…

 

 そして…

 

 「本当にこれでいいんだろうか」

 

 「もっとやるべきことがあるかも」

 

 「なんか遠回りをしてる気がする」

 

 って思えてきて、そのうちに

 

 「一体、何がしたいんだろう…

 

 って…堂々めぐりになること。

 

 

 今、まさに悩んでいるかもしれないし、昔は悩んでいたけど、今は悩んでいかもしれない。

 

 とにかく、誰だってそんな時があると思うんです。

 

 

 私もありました。

 

 

 特に、うつ病になってから。

 

 「今の会社が合わないのかも」って思ったり「業界が合ってないのかも」って思ったり「ワクワクできてない」なんて思うけど「なら何がしたい?」と問われると答えが出てこない。

 

 「そんなの無いものねだりをしてるだけで、ただのわがままじゃん!

 

 って言われると、言い返せない。

 

 そして、また落ち込んだり。

 

 

 そんなことを繰り返してました。

 

 

 どこかに、その答えがあるんだろうって探してました。

 

 

 でも、少し違ったようなんです。

 

 

 どこに行きたいかを決めるべき時もあるし、決めなくていい時もある。

 

 そういうことだったんです。

 

 例えば、タクシーにのったとして、「どこに行きます?」と聞かれたのに「ちょっとわからないんです」と答えたら運転手さんも困ります。

 

 大体でもいいから、方向だけは示す必要があります。

 

 でも、例えば、好きな人とドライブに行ったとして「どこに行きたい?」と聞かれて「どこでもいい」って言うのはありですよね。笑

 

 一緒にいるだけでいいですから。笑

 

 

 または、レストランに行って「何にします?」と聞かれて「わからない」と答えたら、メニューを渡されます。そして「決まったらお呼び下さい」と言われるだけです。いつかは決める必要があります。

 

 高級なレストランなら「お任せで」と言えば作ってくれるかもしれませんが…残念ながら私はそんな店に行ったことがないのでわかりません。 笑

 

 まぁ、とにかく自分の注文を決めるべきと決めなくていい時があるということです。

 

 そして…

 

 決めるのは、何かを手に入れたいと思っている時だけでいいということ。

 

 逆に言えば、何かを手に入れたいと思っていないなら、何が欲しいか決めなくていいんです。

 

 行きたい所がないなら、タクシーに乗る必要はないんです。

 

 お腹が空いてないなら、レストランに行く必要はないんです。

 

 そして…

 

 人に「結局、どこに行きたいの?」なんて聞かれる筋合いはないし、それに答える義務もないんです。

 

 そんなことを聞かれたら…

 

 「あなたのタクシーに乗ったつもりはないけど?」って…心の中で思ってもいいけど、口には出さずに…笑顔で「心配してくれてありがとうね。でも決まったら言うから待っててね」って返せばいいです。

 

 私達の人生は、私達のペースで進めばいいんですから。

 うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて様々な支援をしています。

 

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