「人を信頼できない」ということ
「人を、なかなか信じられない」
「本当に頼れる人が一人もいない」
「どうやったら人を信じられるの」
そんなことを悩んでいませんか?
実は、私がそうでした。
理由はいろいろありますが…
多分、父親の影響だと思います。
と言っても、父親は人を騙す様な人ではありません。
人を疑う様な人でもありません。
人に頼れない人でもありません。
どちらかというと、馬鹿がつくほど人を疑わず、馬鹿がつくほど人を信用し、馬鹿がつくほど人を頼れる人。
そして…
たくさんの人に騙され…
たくさんの借金を抱え…
中野家が崩壊しました。
そこで学んだんです。
「人を信用してはいけないんだ!」
って。
そして、こう思いました。
「妙に近づいてくる人は、怪しい」
って。
だから、誰かと距離が近くなると…
す~っと距離を取っていたんです。
決して騙されないように。
信じて傷つかないように。
関係が壊れてしまわないように。
そして、思ってました。
私は、いつも独りぼっちだ。
って。
自分でその状況を作っていたのに。
子供は親を反面教師として見て育つといいますが…これもそのパターンと言えるんでしょうか…
まさに、父親とは全く別の生き方をすることになりました。
それでも…
いろんな人と出会い…
いろんなことに気づき…
いろんな心の壁を壊してきて…
いつの間にか…
人を信じて…人に心を開き…信頼しあえるようなりました。
だから、人を信じられない人の気持ちもよくわかるし、どうやったら人を信じられるようになるのかもわかる。
人を頼れない人の気持ちもよくわかるし、どうやったら人を頼れるようになるのかもわかる。
振り返れば、あの頃の私がいるから今の私がいる。
全て、必要なプロセスだったのかもしれませんね。
だから…
もし今は「人を信じられない」って思っていたとしても、大丈夫です。
あなたが「本当は人を信じたい」と思い続けている限り、いつかはその時が来ますから。
あなたが「本当は人を頼りたい」と思い続けている限り、いつかはその時が来ますから。
私の存在が、それを証明します。
だから、大丈夫なんです。
信じてくれとは言いませんけど。笑
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
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