うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

産まれてこなければ良かった

2016.12.14


【ピュアな人がピュアなまま輝ける】そんな世界を目指して[うつ予防]、[トラウマケア]、[願望実現]等の支援をしています、つ~ちゃんです。今回は、産まれてこなければ良かったと思った話です。多少、重めの話ですので、気持ちが重くなったら読むのを止めて頂けるよう、お願い致します。

 

◎私は独りっ子

ご存知かもしれませんが、両親からは私しか産まれていません。つまり兄弟がおりません。つまり一人っ子です。「一人っ子って、甘やかされるよね」と思うかもしれませんが、違います。私に甘やかされた記憶はありません。毎日、怒られ続けてた記憶だけです。

 

◎最近知ったこと

父は3人兄弟の長男でした。そこに嫁にきた母は責任を感じてたそうです。「立派な跡取り息子を育てなければ」と、あえて厳しく育てていたそうです(最近になって教えてもらいました)が、当時はそんなこと知る訳もなく、私が何もできない子だから怒られてると思っていました。
言葉は、毒にも薬にもなるを参照)

 

◎呪縛からの解放

そんなこんなで、中学~高校と進んだ私は少しずつ自信もついてきて、親の呪縛から解放され「親は親、私は私」と精神的には親離れをしていました。もっと言うと家族を「同居する他人」としか見ていませんでした。なので、家族にトラブルがあっても「同居人に何かあったようだ」と思ってました。

 

◎両親の離婚

そして、中学の頃から両親の仲が悪くなってましたが、私は他人事でした。高校の時には、いつ離婚しても不思議ではない状態でしたが他人事でした。そして、私が大学に入ってすぐに両親は離婚しました。そして言われたのが「お前が、大学に入るまで我慢した」というセリフでした。

 

◎結婚って何?

他人事だったのですが、考えました。「我慢したのは俺のせい?ほんなら、結婚せんかったら良かったやんけ!」それをキッカケに【結婚とは?】とか【恋愛とは?】とか【人間とは?】等いろいろ考えました。そして、結論。「結局、オスとメスが交尾をして子孫を作るだけのこと。結婚は紙上の話

 

◎考え方が変?

大学卒業後、就職した会社で先輩達に結婚観や恋愛観、人間観について持論をぶつけていました。喫煙ルームで。「お前、本気で言ってる?もし、本気で言ってるなら…お前、考え方が変」先輩に言われましたが「それが私だ」と開き直っていたんです。

 

◎人前でさらけだす

そんな頃に、自己啓発セミナーを受講しました。(その内容は省略します)
そして、どういう流れでそうなったか分かりませんが、親が離婚した時の事を全員の前で言うハメになりました。
最初は、戸惑いましたが仕方がない。全てを話しました。あくまで淡々と。
私がいなきゃ親は我慢しなかった」
「私がいなきゃ誰も苦しまなかった」
私など産まれてこなきゃ良かった

 

◎えっ?なんで?

本当に驚いていました。自分の口から「私など産まれてこなきゃ良かった」なんて言葉が出てくると思わなかったんです。そしてその言葉を聞いた仲間が泣き出すなんて想像もしなかった。
何?一体、何が起こっているの?」と混乱し…何故か私は泣いてました。

 

◎受け入れられる嬉しさ

産まれて初めて受け入れられた感覚がありました。それがただ嬉しかった。
別に「受け入れてもらいたい」なんて思ってなかったはずなんです。仲間に「分かってもらいたい」なんて思ってなかったはずなんです。でも…ただ…身体中の細胞が喜んでる感覚でした。


ただ聞いてもらうだけで、癒される。
本当に、そういうことがあるんです。

 

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