うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

【多摩八十八ヶ所霊場】の歩き遍路12日目

2017.06.17


「人生を輝かせたい」ウツ経験者専門コーチの中野です。

 

 

 今回は、多摩八十八ヶ所霊場巡礼12日目を書きます。

 

 

 前回【JR武蔵五日市駅】から、第55番~60番を巡って、駅に戻るコースでした。

 

 

 そして今回も【JR武蔵五日市駅】から歩き始めます。

 

 

 それほど急な上り下りはありませんが、安全のために杖を1本だけ持っていくことをお勧めします。

 

 

 なお、今回は特に、お寺を巡る順番がバラバラになっております。

 

 

 歩く距離を出来るだけ短くしたいと思い、効率だけを重視した順番にしておりますので、何卒ご了承ください。

 

 

 それでは、12日目を開始します。


第61番札所:正福寺


 ホリデー快速に乗って、朝9時前にJR武蔵五日市駅に到着。

 

 

 今日も、登山客サイクリング好きの方々で溢れている。また、家族連れもいる。川遊びにでも来たのだろう。

 

 

 初めてここに来た家族もいるらしく「めちゃめちゃいい所じゃないか」と言う声も聞こえる。

 

 「でしょ?いい所なんですよ。

 

 と心の中でつぶやく。

 

 

 駅から少し離れた所で、ストレッチをしてから出発。

 

 

 駅を背中にして右に曲り、すぐに、斜め右に道を下る

 

 そして、ぶつかったT字路を左折。ここから先は、しばらく道なり。

 

 秋川では、釣り人やバーベキューを楽しむ人達が見える。気持ちよさそうだ。

 いつか、川遊びをやりに来たい。

 

 

 少しずつ上り坂になっていく。

 

 

 このまま登って、きつい峠を越えると思っていたら…トンネルがあった。
「予定してたよりも楽かも知れない」とホッとした。だが、トンネルがない時代には自力で峠を越えていたはず。今の時代に生まれて良かったと思う。

 

 かなり長いトンネルだった。そして歩道は4~5人が横並びできる広さ。歩道自体が車道一本分くらいの広さ。このトンネルを作ろうと決断した人、実際に作って下さった人には、様々な苦労があったと思う。その人達の血と汗と涙の上に、今の私達の生活があることを改めて感謝したい。

 

 

 トンネルを抜けると、八王子。

 

 

 トンネルを抜けてすぐの信号を右に曲がってまがって、しばらく歩くと、【第61番札所:正福寺】の入り口が見えてくる。

 武蔵五日市駅から、40分の距離。

 

 

 一通りのお経を読み終えた直後…

 

 

 手作りした数珠の糸が切れた…

 

 

 これにはどういう意味があるのか…

 

 

 または、全く意味などはないのか…

 

 

 少し混乱しながら寺を出た。


第62番札所:大仙寺


 先ほどの信号まで戻って右折して、秋川街道を進んで行く。

 

 

 緩やかな下り坂を、軽やかに進む。予定よりも早く進めそうだ。

 

 

 そう言えば、数珠の紐が切れるのは悪いことでもないことを思い出す。

 

 

 一時期、娘達の間で【ミサンガ】を作るのが流行ったが、【ミサンガ】は「自然に切れた時に願い事が叶う」と言われていた。それと同じように解釈すれば、私の願いが叶うということを意味しているのかもしれない。

 

 

 そう考えると、嬉しくなってきた。

 

 

 人の気持ちなんて、そんなものだ。

 

 

 いずれにせよ、予備として別の数珠を持ってきていて、良かったと思う。

 

 

 近くに川が流れているようだ。

 「上から読んでも、川口川。下から読んでも、川口川。

 

 などと、昔のCMのように呟いた。

 

 

 そして、その先にはタモリばし。

 「友達の友達はみな友達だ。世界に広げよう!友達の輪!」

 

 と、懐かしいフレーズをつぶやく。

 

 タモリばしを越えた先を右折すると道の先には【第62番札所:大仙寺】の入口があった。

 

 61番からは、30分ほどの距離。

 

 一通りの経を読み終え、寺を出た。


第65番札所:宝生寺


 62番から出てすぐの道を右に進んで行き、突き当りを右に、次も右に、進むと太めの道に合流する。そこも右に進むと、いよいよ峠を越えだ。

 

 

 歩いてみると、それほどきつい登りではなく、比較的緩やかな登り坂。

 

 

 やがて下り坂に変わり、峠を越えてすぐの【美山小学校東】信号を斜め左に進んで行く。

 

 

 その先の高速をくぐりぬけて、すぐの美山町信号を斜め左に入っていき、その先のY字を斜め左に進むと、少しずつ下っていく。

 

 橋を越えた先の4つ角を右折して、しばらく行った先の信号を左折すると【第65番札所:宝生寺】が、遠くに見えてくる。次の角を右に曲がると、立派な門の前に着いた。

 

 62番からは、約1時間の距離。

 

 金剛力士像が出迎える立派なお寺で(水は流れてないが)手水場もあり、境内はかなり広い。座れるところも、あちこちにある。

 

 

 法事が行われてるようなので、邪魔にならない程度の声で経を読んだ。

 

 

 その後、少し休憩をさせて頂いた。


第78番札所:長福寺


 65番の門から出て突き当りを左に曲がると、しばらくは道なり。

 

 

 途中、全く歩道がなく、車幅も短い道になる。すぐそばを、猛スピードで車が走りぬけていく。昼間なら良いが夜歩くと…多分…車にひかれて死ぬ。

 

 

 そして、その先のY字を左に進むと秋川街道に合流する。

 

 次の、川口中学校入口信号を斜め右に入っていくと、その先からは長福寺への案内看板に従って歩いて行ける。何かすごく歓迎されている感じがして嬉しい。

 

 

 そして【第78番札所:長福寺】に到着。65番から、約30分の距離。

 

 

 ここでも、法事が行われている様子なので、邪魔をしないよう一通りの経を読み終え、寺を出た。


第63番札所:安養寺


 78番の正面入り口の階段から出て突き当りを左に曲がって進んで行くと車では入ってこれない道になる。こういう道を進むのが歩き遍路の醍醐味。

 

 

 そして、その先を斜め右に曲がり、その先で川(水路?)が見えたら左折して、細い川(水路?)沿いに歩く。

 

 そしてその先のY字を左に行けば、【第63番札所:安養寺】が見える。

 

 

 78番からは、15分ほどの距離。

 

 お寺の駐車場の方から入っていくと【トトロ】と【まっくろくろすけ】が出迎えてくれた。高まる~。

 ちなみに、ここのトイレは凄く綺麗で、入口も自動ドア。驚いた。

 

 

 境内に座るところもあるので、休憩させて頂くには調度良いお寺だ。

 

 

 一通りの経を読み終え、寺を出た。


第64番札所:西蓮寺


 63番の駐車場と逆の方向に進み、門を抜けて墓を抜けると、先ほどの道に出られる。

 

 そして、その道を右に進んですぐの角を右に曲がり、川を渡ってすぐを左に曲がって、川沿いに歩いて行く。

 

 高尾街道との交差点まで来たら右に曲がって、高尾街道沿いにまっすぐ。

 

 そして、八王子四谷町信号を左折

 

 すると【第64番札所:西蓮寺】が左に見えてくるので、適当に曲がる。

 

 63番からは、1時間弱の距離。

 

 ここも、立派な門で、金剛力士像が迎えてくれた。境内もかなり広くて、手水場もある。手だけすすぐ。

 

 一通りの経を読み終え、寺を出る。


第67番札所:吉兆院


 64番の門から右に出て、高速の下をくぐって陳馬街道沿いに歩く。

 

 そして、水無瀬橋西信号を右折して川沿いに歩き、その先細い川に沿ってY字を斜め右に進む。

 

 そして、幼稚園手前の細い路地を、右に入っていくと、階段を上がった先に【第67番札所:吉兆院】の入口があった。

 

 64番からは、45分ほどの距離。

 

 階段を上がっていくが、本堂らしき建物が見当たらず…奥の墓の方まで、ウロウロまわる。もうヘトヘト。

 

 やっと、本堂を見つけた。

 

 本堂の前は、高台になっているので街が一望できる。

 一通りの経を読み終え、寺を出た。

 

 

 あとは、西八王子駅に向かうだけ。

 

 

 寺から出て、来た道を戻る。

 

 

 そして、南浅川の中腹辺りにある橋を渡る。人しか渡れない橋。嬉しい。

 

 

 そして、住宅街を突き抜けていけば正面に【JR西八王子駅】が見える。

 

 

 67番からは、20分ほどの近さ。

 

 

 そして、帰路についた。


12日目の距離と時間


 今回、20Km強で4時間半の予定でしたが、実績は約22Kmで4時間半。距離は伸びても時間が変わらないのは、坂道を軽やかに進んだからだと思われます。 笑

 

 下記は、Runtasticで計測したスクリーンショットです。

 誤操作で、二つに分かれてしまい、非常にわかりづらいとは思いますが、上の段の右下にある赤色の点と、下の段の左上にある黄色の点は、同じ場所です。

 

 なお、お寺に到着した後や休憩した時にはRuntasticによる計測を中断してます。ですから、定期的に休憩する場合や、各お寺で読経をする場合は、余裕をみておいて下さい。

 

 ちなみに、私の場合は休憩等を含め約6時間でした。


ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。

 

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