もう終わりかもしれない
どうせ無理してやっても無駄だ。
何をやったって何も変わらない。
こんなことなら…いっそのこと…
そんなことを思ったことがある人は少なからずいるはずです。
今の私のように…
「人間はいつかは必ず死ぬものだ」
そんなことは分かっていても、大切な人が難病を患ったり、死期が近いと知ると「何かできることはないか」と焦ったり悩んだりなんかしますよね。
「私には何もできることがない」と頭では分かっていても、何とか助ける方法がないだろうかと考えたり。
でも、いよいよ打つ手がないことが分かった時には、自分の無力感に打ちひしがれてみたり。
そんなことをしても、誰のためにもならないことは分かっているのに。
当の本人も助けて欲しいなんて望んでいないかもしれないのに。
私が、何度も鬱病を再発して、自殺したいと思っていた頃、誰かに助けて欲しいなんて思っていなかった。
自分のことは自分でしか何ともならないし、自分がおかれた状況を誰かに肩代りしてもらうことなんてできないし、そんな状況だと言うことを誰かに話したところで、何にも変わらないと思っていた。
自分なんて生きていても仕方がないと思っていたし、生きていることで、逆にいろんな人に迷惑をかけると思っていた。
何とか目の前の問題を解決できないかとあがいてみたけど…もうそんな事を考えるのも疲れて…このまま死ねば楽になるかなぁ…って。
今にして思うと、自分のことしか考えていなかった。
自分が楽になることや目の前の問題から逃げることしか考えてなかった。
私の周りで、私のことを助けたいと思ってくれる人がいるなんて、思ってもいなかった。
周りに「何かできることはないか」と焦ったり、悩んだり、無力感に打ちひしがれる人がいるなんて、思ってもいなかった。
自分が誰かのことを心配する立場になって初めて気づく。
あの時、周りもこんな気持ちだったんだろうかって。
その時は見えてなかったことでも、生きていれば見えてくることがあるんですね。
母が緩和ケア(命を脅かす病に直面している患者の身体的・精神的苦痛を予防し和らげることを通して生活の質を向上させる。)の病院に入院して、早くも1か月が過ぎました。
その間、食欲が戻ったり、食べた物を全部吐いたり…
痛みが弱くなったり強くなったり…
気分が良くなったり悪くなったり…
行ったり来たりしながらも、何とか気丈に振舞っている母。
ただ、最近は…
「動けるうちにハグをしておこう」と見舞いに来るたびに、見舞客とハグをする母。
娘達も少し戸惑いながら、大人しくハグされています。
私も「また太ったんか?」と言われながら、ハグされています。笑
とりあえず、母がやりたいと思う事をやらせてあげるくらいしか、私達にできることはないので。
前回の投稿から1か月が過ぎましたが、その間も、仕事や合唱や太極拳をしながら、大学の勉強も継続。
元々は、今年の春に大学を卒業して大学院に進む予定でおりましたが…
単位の修得が思うようにいかず…
今年の春には卒業できなさそうで…
それでも、何とか間に合わないかとレポートをバンバンだしたり、試験をバンバン受けたりしていましたが…
先日受けた試験結果が落第点で…
卒業できないことが確定。(泣)
将来設計が、バラバラと音を立てて崩れていきました。(泣)
今は「どうせ卒業できないなら無理してレポートを出す必要ないよね?」と自暴自棄気味です。(苦笑)
気晴らしに、録画していたドラマを観ていたら気になるフレーズが…
「腹いっぱい食べて寝れば、大概のことはなんとかなる」
(ドラマ『7人の秘書』より抜粋)
という訳で、腹いっぱい食べて寝ることにします。
また太るかもしれないけど。(笑)
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