うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

20年目の出来事

2020.01.24


 うつ病再発中の中野です。

 

 訳あって、いま私は箱根に居ます。

 

 ちょっと想定外の出来事があって…

 

 まさか、こんな事になるとは…

 

 それに最初は、絶対無理だと思っていたことでもあるので…

 

 いまここに、こうして居ることを、とても驚いております。

 


 

 私ごとですが…

 

 というか、ブログですから、基本的には私ごとの話ばかりな訳ですが…

 

 1月23日は、結婚記念日でした。

 

 特に今年は、20周年。

 

 毎年、それなりに妻へのプレゼントをしている私ですが、20周年は特別な物にしたいと思っていました。

 

 世界に一つしかないプレゼント。

 

 そのために、数ヶ月前から計画していました。

 

 そして、1月23日に、それを渡すことができました。

 

 そして、母が言いました。

 

 「私がガンにならんかったら、こうやって一緒に結婚記念日を祝うこともできひんかったわけやから、ガンにも感謝せんとアカンなぁ」

 


 

 物事って、どの様に観るかで意味が変わってくるものですね。

 

 母がガンになり、余命宣告された時は、どうなることかと思いましたが…

 

 滋賀で一人暮らしだった母を東京に呼び…

 

 東京で一緒に暮らすことになり…

 

 一緒に暮らし始めて、もう1ヶ月。

 

 そして、こうして一緒に結婚記念日を祝うことが出来ました。

 

 それを、母はとても喜んでいる。

 

 これも、ガンになったおかげだと。

 

 物事を、無理にポジティブに捉える必要はないと思いますが、別の見方もできるということを覚えておく必要があるのかもしれませんね。

 


 

 そうそう。プレゼントの話ですが…

 

 今年のプレゼントは、オリジナルのネックレス。

 

 以前からお願いしている宝石屋さんに、オリジナルのネックレスを作ってもらいました。

 

 妻と出会った頃の話など、馴れ初めを話した上で、それを参考にデザインをして頂きました。

 

 幾つか案を考えて頂いた上で、最終的に決まったのが、下のデザイン。

 ブルートパーズの明るめの水色。夏の太陽に白い波、2つのNのデザインがシャープさと中心にダイヤの曲線が大切な人との調和を表現しています。

 

 との事。

 

 20周年を記念する良いプレゼントになりました。

 


 

 そして、無事に私が妻にプレゼントを渡すと、母が言いました。

 

 「実は、私と子供達からも、二人にプレゼントがあるねん。」

 

 驚いた私に手渡されたのは、箱根の高級ホテルへの宿泊予約の紙。

 

 「子供らの世話は私がしとくから、明日、二人で行って来な」

 

 でも、私達は戸惑っていました。

 

 何しろ、急ですから。

 

 宿泊する前日に言われても…

 

 私は仕事を休んでいますが、妻には仕事があるわけですから…

 

 「滅多にないことやねんから、仕事なんか早めに上がらせてもらいな」と言う母。

 

 「難しいと思うけど、一応、明日、上司に言ってみる。」という妻。

 

 そして、今日の昼頃、妻から連絡がありました。

 

 「17時に仕事を上がらせて貰えることになった」

 

 という訳で、いま箱根に居ます。

 

 人生って、わからないものですね。

 

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