死ぬ前に気づいて欲しいこと
「私なんて出来損ないだ」
「生きているだけで周りの迷惑だ」
「生まれてくるべきじゃなかった」
「死にたいけど、死ぬ勇気もない」
「このまま消えてしまいたい」
そんなことを思っていた以前の私。
このままじゃダメだと思いながら、何をしていいか分かりませんでした。
何も出来る自信がなかったから。
冒頭から、ちょっと重めのセリフになってしまいましたが、こう書かないと読んで欲しい人に読んでもらえない可能性があるので、あえて冒頭に書かせて頂きました。
これを読むことで、
・苦しんでいるのは自分だけじゃない
・死にたいのは自分だけじゃない
・惨めなのは自分だけじゃない
ということに気づいて欲しいから。
そして、いつかはそんな自分を懐かしく振り返れる時が来ることを信じて欲しいから。
まぁ、以前の私もこんな未来が来ることは想像もしていませんでしたが…
もうご存知かもしれませんが、私はうつ病を何度も再発してきました。
そして、そんな自分が情けなくて、これ以上いろんな人に迷惑をかける前に居なくなりたいと思っていました。
まぁ、何とか踏み留まって、治療を続けることはできたわけですが「もう私には人並みの生活はできない。」と思い込んでいました。
そんな私ですが、少しずつでも自分を変えていきたいと思って、セミナーに参加したりしていました。
少しは希望を持っていたんですね。
そのセミナーで言われた言葉が、胸に刺さりました。
『できなかったこと』に目を向けるのではなく『できていること』に目を向けるんだ。
そんな言葉でした。
気がつけば、周りと比べていた。
病気になった自分と、病気じゃない人を比べて、自分がどれだけ劣ってるかを見ていた。
自分のダメなところばかりを見て、自分のダメさ加減が嘆いていた。
優秀な人と自分を比べて、できない自分を責め続けていた。
辛かった。
でも「その辛さは、自ら作り出したものだ」と気づいていませんでした。
誰も頼んでないのに、わざわざ自分より優秀な人と比べて、勝手に悩んで苦しんでいたんです。
そんなことをしても、誰も喜ばないのに。
そこからチャレンジしました。
『できなかったこと』ではなくて、『できていること』に目を向けることにチャレンジしたんです。
初めは難しかったけど、やり続けていたら、少しずつできました。
気付けば『できていること』が沢山あるんです。
・朝、起きることができる
・朝ごはんを食べることができる
・歩くことができる
・電車に乗ることができる
・人に挨拶することができる
・・・
普段できていることは、大したことがないと勝手に決めているだけ。
当たり前だと思っていることって、当たり前じゃなかったりするんです。
あなたも忘れていませんか?
いまできることが素晴らしいことだということを。
そして、あなたも素晴らしい人だということを。
もっと、あなたのことを信じてあげてくださいね。
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