それ、本当に常識ですか?
「嘘やん!そんなんあり得へん!」
口には出しませんでしたが、心の中で叫んでいました。
「本当にそんなことがあるのなら、今までの常識は何やったん?!」
そんな事を考えさせられました。
前回に引き続き、夏期スクーリングの中で聞いた話を紹介します。
(スクーリングとは、実際に学校に行って、講義を聞くことです)
今回の内容は、3日目の3限目。
音楽のトリビアについて。
「また音楽の授業?」
「また変な質問されるんちゃう?」
そう思っていたら…
案の定ありました。
前とは別の先生なのに…
音楽の先生って、みんな変な質問をするんですかね。
(過度な一般化かもしれないけど)
今回聞かれた変な質問は
Q1.音楽には国境はあるか
Q2.聞こえない音は、音楽に必要か
Q3.音のない音楽は、あり得るか
という質問でした。
私はQ1〜Q3まで、全てNOだと信じていました。
「常識を疑え!」
それを先生に教わった気がします。
普段、私達は忘れがちですよね。
私達が知っていることなんて、ごく僅かだってこと。
本当は、知らないことだらけ。
それなのに、知っていることが常識だと思ってしまう。
知っていることを通してしか、物事を捉えられないから。
本当は狭い範囲でしか、物事を考えられていないんですよね。
そして、狭い範囲でしか考えられていないのに、それ以外に答えはないと思い込んでしまう。
そして、その中でもがき苦しむ。
そこから出ないと答えはないのに。
何か答えが見つからずに悩み苦しんでいる時は、常識だと思っていることを疑うことから始める方がいいのに。
先ほどの、先生からの質問。
Q1.音楽には国境はあるか
Q2.聞こえない音は、音楽に必要か
Q3.音のない音楽は、あり得るか
ですが…答えは全てYESでした。
以下のことを教えて頂きました。
Q1については、
例えば『死』一つとっても、国毎に捉え方が違う。そして『死』の捉え方が違うと『死』をテーマにした音楽の作り方も歌い方も聞き方も違うため、別の国にとっては理解できない音楽がある。
『死』を悲しいものだと捉える日本からすれば、『死』を明るく歌う黒人霊歌が理解できないように。
従って、音楽には国境がある。
Q2については、
人間には聞こえない周波数の音を、「聞こえないなら必要ないだろう」と全部とってしまうと、脳に悪い影響が出ることがわかった。
具体的には、キレやすくなるなど。
従って、聞こえない音も必要。
Q3については
以下の動画をご覧ください。
思い込みって怖いですね。
自分が思い込んでいることさえ気づいていないんですから。
あり得ることを知るまでは、あり得ないと思ってしまうんですから。
あなたにはありませんか?
絶対にあり得ないと思ってること。
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