寝たのか寝てないのか分からない話
「もう、6時半過ぎてるよ。」
妻のそんな声で目を覚ましました。
うかつでした。
いつもなら6時には起きて、シャツにアイロンをあてたり、SNSを更新したり、朝ごはんを食べたり、支度をしたりして、6時50分には家を出ていたのに…
こんなことになるなんて…
どうすれば30分以上の遅れをとり戻すことができるだろう。
そんなことを考えながら支度を始めました。
実は昨日、全く眠れませんでした。
あまりにも咳が酷くて…
薬を変えてもらったおかげか、咳も随分と収まってきたと思っていましたが、どうも夜になると、それも寝る前になると、急に咳が酷くなります。
結局は一晩中、咳をしていました。
それが寝られなかった主な原因ですが…
他にも理由があるんです。
それは、娘のこと。
最近、娘の帰りが遅く、24時頃になることも多いんです。
中野家は門限を決めていないので、何時に帰って来ようが構わないんですが…年頃の娘が真っ暗な山道を歩いて帰ってくることが心配なんです。
世の中には、悪い奴がいっぱいいるので。
そして、昨日は24時を過ぎても、帰って来なかったんです。
「どうしたんだろう。何かあったんだろうか」
そう思って心配をしていました。
ご飯を食べたり、シャツにアイロンをあてたりしながら妻に聞きました。
昨夜、娘はお泊りの予定だったのかと。
「えっ?帰ってきたよ。夜の12時を過ぎてたけど。」
あれ?全然気づかなかったけど…
あれ?一晩中起きてたはずだけど…
もしかして…寝てた?
まぁ、帰ってきたなら安心です。
支度もはかどりました。
そして…いつもより10分ほど遅れて家を出ました。
あれ?…30分も寝坊したのに…
まぁ、いいか。
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