うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

人間らしさって何?

2019.01.09


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 我が家のテレビの前で、妻と娘達が大声で叫んでいます。

 「何だよ!何やってるんだよ!」

 「あ〜ぁダメだって!!」

 「危な〜い!!」

 「行け〜!!そこだぁ〜!!」

 近所迷惑にならなきゃいいなぁって思いながらも、私は黙ってブログを書いています。

 仕方ないと言えば仕方ないんです。

 4年に一度の大会ですから。

 サッカーの試合に合わせて、夕飯は酒のつまみのようなおかずでした。

 「試合を見ながらつまめるように」

 とのこと。

 こんなに楽しみにしている女性陣に水をさすようなことは言えません。笑

 楽しんでるなら、それでいいです。


 ところで…

 2045年問題ってご存知ですか?

 1台のPCが全人類の能力を超えるのが2045年だと言われています。

 もっと言うと、2029年には1台のPCが人間の能力と同じになるそうです。

 「えっ?まだ超えてなかったの?」

 と思う方もいるかもしれませんが、現時点のPCは人間には全く及ばないレベルです。

 そりゃあ、計算能力とか記憶力などの一部の能力においては、人間を超えてると言ってもいいかもしれません。

 でも、それは一部であって全てではないわけです。

 例えば、私達には『欲』というものがあります。

 三大欲求と呼ばれる、食欲、性欲、睡眠欲もありますし、マズローの欲求5段階説で言われるような欲求もあります。

 これらの『欲』があるから、人は人と共感したり思いやったりできるわけです。

 現時点のPCにはできません。

 何故なら、現時点のPCには身体がありませんから。

 身体がないから、食欲も性欲も睡眠欲もあるわけがない。

 ただの機械なんです。

 だから、いかに人間と会話しているように見せかけても、本当の意味では共感しようがないわけです。

 だって、PCは感じませんから。

 喜怒哀楽もありませんから。

 そういう意味では、うつ病だった頃の私はPCと同じだったかもです。

 三大欲求も、感じることもなかったわけですから。

 ん?全くなかったわけでもない?


 えっ…と…

 何が言いたかったというと…

 要するに喜怒哀楽があるのが人間だということで、現時点のPCは人間に及ぼばないということ。

 でも、2029年には1台のPCが人間の能力と同じになるということは2029年にはPCが身体を持つのかもしれませんね。

 そうなると、共感する能力も持てるかもしれません。

 ん?PCが身体を持ったとすると、それはもはやPCではないのでは?

 人間と何が違うんだろう…

 身体を持ったPCと人間が違うものだとしたら、そこでいう人間って何?

 何を持って人間と呼ぶの?

 そんなことを考えたりするわけで…


 そんな疑問に答えてくれそうな番組が、NHKで始まります。

 『人間ってナンだ?超AI入門』のシーズン2が、1月10日22時から始まります。

 実は、シーズン1は見ていました。

 とてもわかり易くて、見ているだけで、最新の人工知能技術に触れているような気分になれます。

 そして、何となく時代に遅れてない気分になります。

 そして、人間って何なんだろう…と深く考えるきっかけにもなりました。

 これから始まるシーズン2も、より最新の知識を得ながら、人間らしさについて考える時間になりそうです。


 そんなことを言っているうちに…

 サッカーの試合が終わってました。

 試合結果をまだ知らないという人もいるかと思いますので、ここでは明言を避けます。(笑)

 でも、こうやって、試合を見ながらワーワーキャーキャー叫んでいるのが人間らしさなのかもしれませんね。

 答えは、目の前にあった?

 な〜んてね。

sonosaki

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