そういう時期ですか?
最近、ちょっと反省していることがあるんです。
「せっかくの休日ですから、本当にやりたかったことをやりましょう!」
なんて、書いたりしていましたが…
それができたら苦労しないよなぁ〜
って、思うんです。
やりたいことがある時点で、幸せだと思うんです。
やりたいと思う気持ちがあるだけで幸せなんです。
何かに興味が持てるということは、幸せなことなんです。
それを忘れていました。
何にも興味を持てない時期を、何年も過ごしていたのに…
そんな時期のことを忘れかけていることに気づきました。
私にもそういう時期があったのに、そういう時期にいる人の気持を考えずに発言してしまったことを、反省しています。
もし、私がそういう時期に、誰かに
「せっかくの休日ですから、本当にやりたかったことをやりましょう!」
なんて言われたら…
「うるさいわ!アホ!」
「余計なお世話じゃ!ボケ!」
「お前がやりたいことやれや!」
「わしのことは放っといてくれ!」
って…口に出さず…心の中で叫んでいたはずです。
表面上は作り笑いをして…
大体、失礼ですよね。
「せっかくの休日ですから、本当にやりたかったことをやりましょう!」
なんて、人を励ます良い言葉の様に聞こえますけど、
いろんな前提を含んでいます。
「せっかくの休日」という言葉には「普段は働いている」という前提が隠れています。
もし働いてなかったら、毎日が休日でのようなもので「せっかくの休日」なんて感覚はありません。
今日が何曜日だったかという感覚も薄れてくるくらいです。
私もそういう時期を2年以上過ごしました。
そんな時期に「せっかくの休日」と言われたら…
「は?何言ってるの?」
「私は働いてませんけど?!」
「働いてない人を馬鹿にしてる?」
「働けない人を無視してる?」
「働きたくても働けない人なんて、いないと思ってるの?」
って…口に出さず…心の中で叫んでいたはずです。
表面上は作り笑いをして…
…
他にも、失礼な言葉が残ってます。
それは「本当にやりたかったこと」という言葉。
受け取りようによっては、
「あなたがやりたいと言ってることは、本当にやりたいことなの?」
「周りの人に合わせて、そう言ってるだけなんじゃないの?」
「偽って生きてるんじゃないの?」
「さあ、言ってみなさいよ!」
「本当にやりたいことは何なの?」
と言われた様にも聞こえるわけで…
そうなると…
「うるさい!放っといてくれ!」
と叫びたくなるわけです。
「心が歪んでいるんじゃないの?」と思う人もいるでしょうが、そういう時期にはそういう考え方になりやすいんです。
そして、人一倍わかってるんです。
自分が悪態ばかりついてしまってることに。
だから、誰よりも自分が自分自身を責めてしまうんです。
なんて私は醜い性格なんだろう。
って。
性格のせいでもなんでもないのに。
たまたま今はそういう時期だというだけなのに。
…
一方、そういう時期ではない方や、そういう時期を乗り越えた方にとっては、
「せっかくの休日ですから、本当にやりたかったことをやりましょう!」
という言葉は、イライラしないし、悪態をつくこともないし、心の中だけで叫んだりもしないはずです。(笑
どんな言葉を聞いて、どう感じるかは、置かれている環境や時期によって変わってくるものですからね。
何かに無性に腹がたったり、悪態が多くなったと思ったら、そういう時期に来ているのかもしれないなと疑ってみる方がいいかもしれませんね。
ところで、あなたはどうですか?
「せっかくの休日ですから、本当にやりたかったことをやりましょう!」
と言われたら、何を感じますか?
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
まずは気軽に、ご連絡ください。