未来の希望
先日、久し振りに、かぐや姫の物語を観ました。
先日亡くなった高畑勲監督の遺作となった映画。
みんなが知っている竹取物語を原作にアニメを作ろうと思うのが凄いですよね。
それも、8年もかけて創ったとか。
海外の巨匠フレデリック・バック氏に影響を受け、その作風を参考にして創りあげたそうです。
そして、ぜひこの映画を観て欲しいと、闘病中のフレデリック・バック氏の自宅を訪れ、一緒に映画を観る二人の姿が、テレビで放映されてました。
観てもらえたことを喜ぶ高畑監督と観れたことを喜ぶバック氏。
なんか素敵だな~って思いました。
「あなたに憧れて、あなたの作風を参考に創りました」って、見せられるなんて、最高に嬉しいプレゼントですよね。
そして、そのあとすぐに、バック氏はこの世を去ります。
まるで『かぐや姫の物語』の完成を待っていたかのように。
そしてパック氏が生きている間に、映画を完成させようと思っていたかのように。
そんなことを思いながら映画を観ると、また味わい方が変わってきます。
そして、映画の主題歌。
『いのちの記憶』
この歌がまた泣かせます。
♪あなたに触れた喜びが、深く深く、この体の端々に沁み込んでゆく。
♪ずっと遠く、何もわからなくなっても…例えこの命が終わる時が来ても…
いろんなことを考えさせられます。
そして、聴く人によって『あなた』としてイメージする人が違うはず。
それぞれの『あなた』がいるはず。
そして、歌はこうも言ってます。
♪いまのすべては未来の希望…
と。
あなたにとっての『あなた』は、誰ですか?
そして、未来の希望のために、何をしますか?
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
まずは気軽に、ご連絡ください。