もう辛抱しなくていいんです
「少しくらい辛抱しなさい!」
「辛抱強く待ちなさい!」
「何事も辛抱、辛抱。」
まだ子どもだった頃、よく大人から言われた言葉です。
そして、いつの間にか辛抱することが美徳だと思っていました。
でも、世の中には辛抱している人が不幸なままだったり、辛抱しない人が幸せになっていくことがほとんど。
「私は、こんなに辛抱してるのに」
世の中の不公平を呪ったこともありました。
それでも「辛抱していれば、いつかきっといいことがある」と信じていたんです。
でも…
違っていました。
辛抱しても、何もいいことはない。
それどころか、辛抱していると不幸になっていくんです。
あなたも、うすうす気づいていると思いますが…
辛抱していると、心のエネルギーが減っていきます。
ストレスも溜まっていきます。
それに…
そもそも、字が良くないですよね。
「辛いことを抱く」なんて。
そりゃ、不幸になるはずです。
「辛いことを抱いたら不幸になる」と言われたら、納得がいきます。
でも…
「辛いことを抱いたら幸せになる」と言われたら、えっ?なんで?って、不思議に思いますよね。普通。
そもそもおかしな話だったんです。
そんなおかしな話を、今まで信じてしまっていたんです。
そして、いっぱい辛抱していっぱいストレスを貯めてきました。
そして、その分、心からエネルギーが失われていきました。
もうたくさんです。
だから辛抱なんてしない方がいい。
な~んて言っても、せっかく今まで一所懸命に辛抱してきたのに、全部を手放すことは難しいし、勇気も必要です。
本当に辛抱しなくていいの?
って、不安に思ったりもします。
だから、
少しずつ、辛抱を減らしていくことにしたんです。
まずは、自分の環境面から。
自分の身の回りにあるもの、または自分が置かれている状況の中で、自分が辛抱していると感じるものを10個挙げます。
例えば
1.本棚がぐちゃぐちゃ
2.タンスの中がぐちゃぐちゃ
3.冷凍庫に霜がいっぱいついてる
4.トイレが臭い
5.洗濯機の中がカビ臭い
6.シャワーの留め具が壊れている
7.本当はいらないものを捨ててない
8.部屋が狭い
9.枕が汗臭い
10・欲しいものがすぐ取り出せない
そして、次にやることは…
これらを一つずつ潰していくということ。
全部をいっきに潰すのは難しいですし、時間も体力も使います。
だから、今日は何をどこまでやるかを決めてやるんです。
そして、やってみると実感できますが、心にエネルギーが戻ってくる感じがするんです。
そして、こう思います。
これだけのことを辛抱してきたんだなぁ~って。
そして、もう辛抱しなくていいんだって。
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