人生最後の日
「明日、クラス替えがあるの」
娘が教えてくれました。
この春から、高校3年生。
いつの間にか大きくなりました。
あんなに小さかったのに…
そして…
順調に行けば、来年は大学生。
私が、生まれ育った滋賀県を出て、愛知県で一人暮らしを始めた年です。
あの頃、母は「剛士に一人暮らしが出来るんか?料理とか掃除とか大丈夫か?」
と心配していたようですが、私は、「いつまでも子供扱いするな!」ってイライラしてました。
だから、料理や洗濯やら、全部一人でやりました。どんなに困っても電話なんかしませんでした。
そのおかげで、就職して東京に出てきた時も、全く困らなかった。
毎日の料理は当たり前ですが、食費を抑えるために、弁当を作って会社に持っていくくらいでした。
まぁ、ごはんの上に焼きそばを乗せただけのものとかでしたけど。 笑
えっと…
何の話だったっけ…
あぁ、そうそう。
自分が、高校3年生になった時は、十分に大人だと思っていました。
その年代に娘もなったということ。
母が私を子供扱いした気持ちも、今なら分かります。
でも、子供扱いされると嫌だという気持ちも、よくわかる。
いつまでも、自分にとっては子供ではあるけど、世間的には充分大人。
5月に18歳になるので、車の運転免許も取れる年齢です。
「そうか~そうなんだよなぁ~」
って思っていたら娘が言いました。
娘「人生最後のクラス替えなんだよ」
私「えっ?どういうこと?」
娘「だって、大学にはクラス替えってないでしょ?」
私「まぁ、そうやね」
娘「だから、今後はクラス替えなんてないんだよ。人生で最後なんだよね」
私「確かに・・・そうやね 笑」
まだまだ子供っぽい気持ちを持っていて、ちょっとホッとしました。
でも、大事なことですよね。
「これが人生で最後かも知れない」と思って、目の前のことに取り組むという姿勢も。
いつもよりもっと大事に扱いたいと思うようになりますよね。
あなたなら、どんなことに対して、「これが人生で最後かもしれない」と思ってみたいですか?
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、様々な支援をしています。
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