うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

電話に出るか出れないか

2018.02.27


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 

 「もう、生きる気力がないねん」

 

 

 「生きていく目標がなくなったわ」

 

 

 「なんか…すごい疲れるねん」

 

 

 電話口で、母が話していました。

 

 

 

 義父が亡くなって、1週間が経ったので、少しは落ち着いたかと思い電話をしたのですが…

 

 

 

母「全然、落ちつかへんがな。年金の手続きもせなアカンし、公共料金の引き落としの変更もせなアカンし、確定申告もあるし、やることがいっぱい」

 

私「ほうか~」

 

母「年金がいくらになるか聞いたら、遺族年金を合わせても、ギリギリや」

 

私「そうなんや~」

 

母「ほやけど、私が死んだら、葬式代くらい出せるように用意しとくから」

 

私「ハハハ(笑)ほらありがたいな」

 

母「ほんまは、もっと残してやりたいけどなぁ」

 

私「もっと、自分のために使い~な」

 

母「お金貯めても、目標がないがな」

 

 そして…

 

 冒頭の言葉。

 

・もう、生きる気力がない

・生きていく目標がなくなった

・なんか…すごく疲れる

 

 

 ちょっと心配です。

 

 

 今は、まだ亡くなって1週間なので仕方がありませんが、これが1カ月も続くようなら危険です。

 

 うつ病の可能性もあります。

 

 まぁ、うつ病になったと言っても、驚きませんけどね。

 

 というわけで、まだ焦っても仕方がないので…

 

私「ほやけど、これからうちの娘らの結婚もあるし、それから子供を産んだら、ひ孫の顔も見なあかんで。」

(ちなみに、まだ娘達は高校生です)

 

母「そやなぁ(笑)それまでもつ?」

 

私「もってもらわんとなぁ(笑)」

 

母「ほな、長生きするわ~」

 

私「そうしてや。ほな、またな~」

 

 そして、電話を切りました。

 

 ちょっと安心しました。

 

 電話に出てくれる間は、まだ大丈夫ですからね。

 

 本当に何もする気にならなかったら電話にも出れませんから。

 

 

 だから、そういう意味でも…

 

 時々、電話するつもりです。

 

 電話に出てくれることを期待して。



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