女子高生のバドミントンを見に行って…完結編
【うつ病で悩む人が1人もいない!】そんな世界を目指しています。
うつ病経験者専門コーチの中野です。
前回は、
・アウトなのかセーフなのか解らない
・判断に自信が持てず、声が出せない
・女子高生に紛れた中年が無言で撮影
・見えていても見えてないことがある
・分かりやすいポーズだと間違えない
という話でしたね。
今回は、その続きからです。
◎ダメかもしれない
そして、2試合目が始まりました。
2試合目の相手チームはシード校。
1試合目を免除してもらえるほどの学校ですから、それなりに強いはず。
その一方で、娘達は…正直言って、よくわかりません。わかりませんが、シード校に勝てるほどの実力だとは…勝って欲しいとは思いますけど、ダメかも知れないと思ってました。
◎微妙な表情
2試合目は、アッという間に終了。そして、微妙な表情をしている娘達。
「やっぱり負けたか」と思いましたが、すぐに「何て声をかけようか」と戸惑いました。「まぁ、気にするな」も違うだろうし「また、次頑張ろう」も違うだろうと思います。そもそも、ルールも分からない父親からなんて、何も言われたくないかも知れません。
そんなことを考えてた私に、娘達が近づいて来ました。
とりあえず、私はこう言いました。
「さっきの試合のビデオは…観る?」
◎哀しそうな顔
そして、娘は「もちろん」と言い、ipadを持っていき、相方と二人で見てました。
落ち込んで観ているかと思いきや、何やら二人で、画面を指さしながら笑ったり、話し込んだりしてます。
ちょっと、安心しました。
落ち込んでいるようなら、しばらく一緒にいようかと思いましたが、別にそんな心配は必要はなかったんです。
だから、ビデオを観終わった娘に、
「じゃぁ、もうそろそろ帰るからね」
と伝えたんです。
すると、娘は哀しそうな顔をして、
「え?じゃぁ次の試合は見ないの?」
って言うんです。
◎ちょっと!どこを見てたのよ!
私「え?もう終わったんちゃうの?」
娘「なんで?さっき勝ったじゃん!」
私「勝ったの?負けたと思ってた~」
娘「ちょっと!!どこを見てたのよ!試合観てたら、普通にわかるでしょ?もし負けてたらビデオを観ないよ!」
私「そうか~。(笑)」
娘「そうか~。じゃないよまったく」
◎もう、謝るしかない
こうなると、謝るしかありません。悪いのは一方的に私ですから。 汗
しかし、少し不思議に思いました。試合に勝ったなら、あの微妙な顔は何だったんだろうと。
娘に聞くと、シード校相手に勝って戸惑っていたんですって。さすがに、そこまではわかりませんよね。(笑)
そして、次の試合も撮影しました。今度は、しっかり負けたようでした。
そして、帰り際に娘に聞きました。
「さっきの試合のビデオは…観る?」
すると、娘は「観るよ」ですって。
やっぱり、負けても観るんか~い。(髭男爵風)
自身の経験を生かして、うつ病を経験した方に対するサポート(悩み相談、トラウマケア、願望実現等)を行っています。