うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

思い通りにいかなくてイライラする時の私の対処法


「人生を輝かせたい」ウツ経験者専門コーチの中野です。

 

 

 「先生もイライラするんですか?

 

 

 先日、そう聞いて来られたので、

 

 

 「もちろんです。!」

 

 

 と、笑顔で元気よく答えました。笑

 

 

 昔は、イライラしてる自分を恥じていたんですが、今では当然のことだと受け入れています。

 

 

 それだけでも、ずいぶん楽になったんです。

 

 

 だって、イライラした自分を、責めなくてもいいんですから。

 

 

 昔だったら、イライラすると

・またイライラした…私は器が小さい

・こんなことでイライラしてどうする

・早く、このイライラを押さえなきゃ

などと自分を責めて、さらにイライラするということを繰り返してました。

 

 

 今では、イライラしても

・今は、イライラしてるんだなぁ〜

・このイライラで、何に気づけるかな

・さぁ、イライラと向き合ってみよう

などとイライラを受けれて、そこからイライラを分析することを繰り返してますので、イライラするたびに何らかの気づきが得られます。

 

 とは言え、イライラが発生した瞬間は頭が沸騰しかけているので、それを少し冷ましてからの話ですけどね。笑

 

 

 ちなみに、イライラしてもイライラしてる自分を受け入れられない時は、首や肩のこりとか手のしびれが多く、顔も身体も硬直していた気がします。

 

 

 まぁ、考えてみれそうですよね。

 

 

 本当はイライラしてるのにイライラしてはいけないなんて、無茶苦茶。笑

 

 そんな無茶苦茶なことを要求されたら、身体中に力が入るのも当たり前。

 

 物事が、思い通りにいかない時に、腹を立てる/焦る/イライラするのは普通のことなのに、普通でないと思い込もうとするのは無茶なんですよね。

 

 

 だから、まずイライラしたら

 

 「これは普通なんだ」

 

 と、自分に気づかせてあげるのが、最初にやることです。

 

 ついつい、私達は忘れがちなので。

 

 

 そして、次にやることが、

 

 今は、イライラしている

 

 と認めることです。

 

 ついつい、私達は自分の感情から、目をそらしがちです。そこにあるのにそこにないように振る舞いがちです。

 

悪い会話例

A:「何を、イライラしてるの?

 

B:「別に、イライラしてないよ!

 

A:「絶対、イライラしてるって!

 

B:「うるさいな!放っといて!!

 

A:「何だよ!聞いただけなのに!

 

 周りまで、イライラしたりして…笑

 

 

 ちゃんとイライラを認めれば、

 

良い会話例

A:「何を、イライラしてるの?

 

B:「思い通りにいかなくてさぁ…

 

A:「そうかぁ、そうなんだねぇ。

 

B:「だってさぁ…聞いてくれる?

 

A:「もちろん。何があったの?

 

 

 という素晴らしい会話(?)になる可能性があります。 笑

 

 

 そして、イライラを認めた後なら、上記のような会話を自分の中で進めることができます。

 

 

 自分に対して、イライラする理由を問うてみるんです。

 

 

 本当は、何がどうなっているべきだと思っているのか。

 

 

 そして、本当にそうなるべきなのかも問うてみます。

 

 

 すると、自分が何にこだわってたかに気づくことができます。

 

 

 意外な答えが出て来たりするので、なかなか面白いんですよ。 笑

 

 

 

 

 というわけで、イライラする時の私の対処法をまとめますと

 

1.「これは普通なんだ」と気づく

2.イライラしていることを認める

3.イライラする理由を自分に問う
(本当は、何がどうなってるべきか)

4.本当にそうなるべきなのか問う

5.自分が何にこだわってるか気づく

 

という5ステップになります。

 

 是非、お試しください。

 

 なお、念のために言っておきますが1から順番に進めることが大事です。

 

 間違っても、3番からは始めないでくださいね。 笑(悪い会話例参照)

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