不安を手放し、安心感を手に入れる方法6
今回は【不安を手放し安心感を手に入れる】シリーズの第6話目です。
前回は、想像力を使う方法を紹介しました。
今回は、吐き出すという方法です。
◎こんなことありませんか?
突然ですが、こんなことないですか?
・頭の中も心の中もゴチャゴチャする
・不安や心配が膨らんで、圧倒される
・「何かしなきゃ」と気持ちだけ焦る
・何から対処すればいいか分からない
・相談するにも何から話せばいいのか
ちなみに私は、よくあります。 笑
この前もそんなことがあったので、今回紹介する方法を使って、頭も心もスッキリさせて問題も解決しました。
◎実は、簡単な方法
なにも難しい方法ではないんです。
簡単にいってしまうと、頭の中や、心の中にあるモヤモヤする感じのものを、外に出すということ。
「え?それだけ?」と思いました?
えぇ、それだけなんです。
でも、これは心理学では当たり前のように使われている方法なんです。
◎たとえばこういうこと
なぜ、外に出すと良いのかについて説明するために、たとえ話をします。
例えば、引き出しの中が滅茶苦茶になっていたとします。(よくある話)
で、片付けようと思うわけですが…引き出しの中にごちゃごちゃと入ったままでは、片付けようと思っても無理ですよね。そもそも、中に何が入っているのか把握しきれていませんから。
(把握できてるなら、片付けようとも思わないはずですし)
だから、まず何をするかというと、引き出しの中の物を全部、机の上などに出してみますよね。
頭の中や心の中も同じなんです。
頭の中や心の中に、ごちゃごちゃと入ったままでは片付かないんです。
だから、まずは、全部出してみる。そして、出してみるだけで2つの効果があるんです。
◎出すだけで生まれる効果
1つめは「頭の中がスッキリする」ということです。
引き出しの中を全部出すと、空っぽになりスッキリするのと同じように、頭の中や心の中のものと全部出すと、空っぽになってスッキリするんです。
2つめは「こんなものか」とわかるということです。
引き出しの中を全部出すと、全体量がわかるので「まぁ、こんなものか」(思ってたよりも少なかったりして)と安心できます。
それと同じように、頭の中や心の中も全部出すと「まぁ、こんなものか」と安心できるんです。
つまり、頭の中を外に出すだけで
1.頭の中がスッキリする
2.「こんなものか」と安心する
という効果が発生するんです。
そして、まだまだ効果があります。
が…
それは、実際にやってみて確かめて頂ければ幸いです。
◎具体的な方法
というわけで、お待たせしました。
いよいよ【不安を手放し、安心感を手に入れる方法6】として、具体的なやりかたを紹介します。
最初に、ノートを一冊用意します。どんなサイズでもいいですが、罫線はあった方がいいです。
そして、ペンを用意してください。どんなものでもいいですが、消せないものがいいです。なのでフリクションペンや鉛筆よりは、ボールペンの方がいいです。
準備が整ったら、以下のステップでお試しください。
1.思ったこと感じたことを吐き出す(心の中のモヤモヤを吐き出す感じ)
2.何でもいいので、書き出してみる(「面倒くさいな」と書いてもOK)
3.出来る限り、ペンを止めずに書く(文章になってなくても、問題ない)
4.頭や心に浮かんだそのままを書く(頭や心の実況中継をしている感じ)
5.頭の中が空っぽになるまで続ける(ノートの1ページくらいは埋める)
ちなみに「手で書くよりもパソコンで打ち込む方が早いよ」という方は、パソコンでも結構です。但し経験上、すぐに吐き出したいのに、PCの起動時間やソフトの起動時間で待ったり、書いてる最中にメールが飛んできて、何を書きたかったか忘れてしまったりと、ストレスになることもあるので、紙に書くことをお勧めします。
やってみるかみないかで大きな違いがあります。まぁ、騙されたと思ってやってみてください。騙しませんが。
ちなみに、私が吐き出したものを、読んで見たいと思われたら、こちらをご覧ください。
ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。
何か相談したいことがあれば、お気軽に、ご連絡ください。
都合が合えば、会いに来てください。