自己肯定感を簡単に上げられる方法
この前、本棚を整理していましたらリワークプログラムに参加していた時(長期休職者向けの復職プログラム)の資料が出て来まして…懐かしいなぁと思いながら見ていましたら…衝撃を受けました。
「こりゃぁ、病気にもなるわな~」
と、改めて過去の自分を振り返って思ったんです。
で、何が書いてあったかを話す前に
植物を褒めると良く育ち、悪い言葉をかけると育ちが悪くなるという話を聞いたことありませんか?
植物にも心があるのかわかりませんが、褒められるとのびて、けなされるとのびないというのですが…その話が本当かどうか、私にはわかりません。
でもこれが、人に対しての話なら、褒めると良く育ち、悪い言葉をかけると育ちが悪くなるのは納得できます。
まぁ、中には悪い言葉をかけられる方が良く育つという人もいますけど…
ちなみに、もしあなたが【悪い言葉をかけられる方が良く育つ】という方であれば、今からする話は合わないと思いますので、すぐにブログを閉じて頂ければ幸いです。あなたの気持ちを損ねる前に…
で、やっぱり【褒めると良く育つ】という人が大半だと思うわけです。
そして、私達は人に褒められたいと思うわけですが、そうそう簡単には、褒めてもらえません。それどころか、けなされることの方が多いわけです。(相手は指摘しているつもりでも…)
まぁ、それは今更言っても仕方ないことなのですが…重要なのはここからです。
私たちは、人から褒めてもらいたいと思いながら、自分で自分に悪い言葉をかけ続けていることがあるんです。
一番の味方であって欲しい自分が、自分に対して、悪い言葉をかけ続けるなんて、こんなショッキングなことはないですよね。
よく「自分では自分のことを褒められない」ということを聞きますけど、その気持ちはよくわかります。なんか自画自賛をし過ぎると、周りから変な眼で見られそうですもんね。 笑
それは、いますぐには出来なくてもいいと思うんです。
でも、自分で自分に悪い言葉をかけ続けるのは、今すぐ止めた方がいいと思いませんか?
さて、前置きが長くなりましたが、リワークプログラムの資料の話に戻ります。
そして、私が衝撃を受けた資料は、『自分で自分をどんな人だと思うか』を書き出したもので…そこには
・私は、バカ
・私は、傲慢
・私は、臆病
・私は、暗い性格
・私は、人を傷つける人間
・私は、…
ネガティブな言葉のオンパレード。
こんな言葉を、自分に言い続けたら病気になるのもわかります。
それで、リワークプログラムの中では「ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えてみましょう」ということだったんですけど、それはそれで難しいわけです。
長い間、自分にそういうレッテルを貼って、そういう言葉を投げ続けてたのに「ポジティブに言い換えよう!」なんて言われても「ふざけんなよ!」となるわけです。(その時も、そんな気持ちでした 汗)
だから、今の私ならこうアドバイスします。
「まず、ネガティブな言葉を過去形に変えてみましょう!」って。
例えば、先ほどの私の例であれば
・私は、バカだった。
・私は、傲慢だった。
・私は、臆病だった。
・私は、暗い性格だった。
・私は、人を傷つける人間だった。
・私は、…だった。
何も、無理に言い換えていません。嘘もついていません。
そう思っていたということも素直に受け止めて、その上で「〇〇だった」と過去形にしているだけです。
なんですが…
過去形にするだけで、なんとなく、「今は、そうではない」という気持ちになりませんか?
別に、今がそうだとか違うとかって何も言ってないんですけどね。 笑
ということで、今回のタイトルにある自己肯定感を簡単に上げられる方法とは『自己肯定感を下げる言葉達を、過去形にする』ということでした。
是非、試してみてください。
まずは、自分で自分をどう思ってるかを書き出すところから。
なお、書き出した中にポジティブな言葉があったら、それらは過去形にはしないでくださいね。 笑
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