【多摩八十八ヶ所霊場】の歩き遍路9日目
今回は、多摩八十八ヶ所霊場巡礼の9日目を書きます。
前回は【JR軍畑駅】を出発して、第49番札所と第45番札所を巡り、【JR東青梅駅】から帰りました。
ですので、今回は【JR東青梅駅】から歩き始めます。
前回は、山の上り下りが急なコースでしたので、杖が2本必要だとお伝えしましたが、今回はそれほどでもないコースです。ですが、安全のために、杖を1本だけ持っていくことをお勧めします。脚力に自信がある方は、杖がなくても良いと思います。
それでは、9日目を開始します。
第52番札所:花蔵院
朝9時前に、JR東青梅駅に到着。
今回は、駅前にそれほど人はいないので、ゆっくりと準備運動をしてから歩き始める。そして、今回は間違えなくRuntasticを起動させる。
駅を背中にして左側に進んで行き、青梅市役所の前を通る。凄くおしゃれな市役所で、まるでホテルのように、入口までタクシーで横づけできるようだ。これなら、足が不自由になっても気軽に市役所にこれると思う。凄い。
青梅市役所を左に見て、奥多摩街道沿いに歩いていく。
この辺りは初めて歩くが、全体的におしゃれな感じで、まるで都区内の街を歩いてる感じがする。道路も広く、歩道も広く、安心して歩ける感じだ。山奥まで来ていることを忘れそうだ。
河辺東信号を斜め右に曲がり、さらにその先、斜め右に進む脇道に入る。
急な下り坂。
その先は、車が入ってこれない道。
こういう道を歩けるのが、歩き遍路の醍醐味。
道なりに歩き、突き当たりを右折。すぐ左に見える橋を渡る。
朝から、川魚を釣る人達が見える。何とも優雅だ。
橋を渡って右に、道なりに進んで、その先の突き当たりを左に曲がると、車道に出る。
車道沿いに歩いて高速道路をくぐると、左手に【第52番札所:花蔵院】がある。
東青梅駅からは、約45分の距離。
立派なお寺で、手水場もあったが、水が流れていないので、口に含むのはやめて、手だけを洗わせてもらった。
一通りの経を読んで、寺を出た。
第53番札所:西福寺
52番から車道に戻って左に進む。
少し歩いた先のファミリーマートでトイレ休憩。ここはイートインがないが、外にテーブルと椅子が用意されていて嬉しい。500mlのお茶を1本飲み切った。あと、500mlのお茶が1本しかない。念のために、1Lのお茶を買っておく。
10ほど休んで、また、歩き出す。
その先の、長渕センター前信号を左に曲がると、そこから登りが始まる。そのまま道なりに進んで、秋川街道に合流する。
秋川街道は、車通りが大変多いが、歩道が驚くほど狭い。危険な道だ。
途中で、登りがキツくなってきて、止むを得ず杖を出す。随分楽になる。
ずっと上りだった道が、一気に下りの道になり…体が前に流れていくのに合わせて、脚を運ぶ。非常に楽ちん。一気にスピードを上げ、時間を稼ぐ。
峠を下り切った辺りで、残り一本だった500mlのお茶も飲み干した。「追加で買っておいて良かった〜」と呟きながら、空のペットボトル2本に1Lの紙パックのお茶を注ぎ込んだ。今日は、特にお茶の減りが早い。
そのまま進んで、左の脇道に入る。秋川街道と(ほぼ)平行の細い道で、道沿いに【第53番札所:西福寺】があった。
52番からは、約1時間半の距離。
一通りの経を読んで、寺を出た。
第54番札所:光明寺
53番から秋川街道に戻って、左に進む。
その先、つるつる温泉入口信号を右に曲がり、また坂を上っていく。
緩やかだが、長い上り坂が続く。
最初の方はあった歩道も、だんだんと細くなり、中腹辺りで消えさった。つくづく、歩行者に冷たい道だ。この辺りに住んでいる人はどうしているのかと思う。
そして、また、500mlのお茶を飲み干した。これで、1.5L飲んだ計算になる。
途中で、左に曲がればお寺に行けるのだが、何か良い目印があればなぁと思っていたら…あった。
そこから、道なりに歩いたところに【第54番札所:光明寺】があった。
53番からは、約50分の距離。
寺の境内に、トイレがあった。
一通りの経を読んだあと、トイレを借りて、寺を出た。
あとはゴール【JR武蔵五日市駅】を目指すだけ。
山を下って、秋川街道まで戻って、道なりに歩いていけば到着。
54番からは、約50分の距離。
【JR武蔵五日市駅】に13時半に到着。今回は、早く帰路につけた。
安心して最後の一本を飲み干した。
9日目の距離と時間
今回は、18Kmで4時間の予定が約20Kmで3時間半の実績でした。(距離が伸びてるのに、時間は短い)よっぽど、下りのスピードが速かったものと思われます。
下記は、Runtasticで計測したスクリーンショットです。
なお、お寺に到着した後や休憩した時にはRuntasticによる計測を中断してます。ですから、定期的に休憩する場合や、各お寺で読経をする場合は、余裕をみておいて下さい。
ウツ病を経験した方だからこその悩みや心配事を、わたし自身のウツ病経験を踏まえ、解決のご支援をしてます。
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