ふるさとは遠きにありて思ふもの

手紙

 懐かしい音とともに、番組が始まった。
 
 
 こうやって、あの番組を生放送で観たのは何年ぶりだろうか…
 
 
 もう、思い出せないくらい昔。
 
 
 いや、前に観た時も、観ようと思って観たわけではなく、単にチャンネルを回している時に
 (チャンネルを回すという表現も、最近の若者には通じないのだろうなぁ…)
 
 
 たまたま流れているのを観て「あぁ…まだやってるんだぁ…この番組…」とチャンネルを変えた気がする。
 
 
 そう考えてみると、今回の様に、観ようと思って観たのは、初めてなのかもしれない。
 
 
 そんなことを考えながら…
 
 
 そして…
 
 
 ほんの少しの淡い期待を抱きながら…番組を観たのであった。
 
 
 2025年6月15日正午。
 
 
 この日、この時間に観ることに意味があった。
 


 
 前回の投稿から1カ月以上が過ぎました。
 
 
 あれから1カ月の間に、いろんなことがあったのですが…
 
 
 それを、ここで一つ一つ詳しくお伝えは致しません。(笑)
 
 
 私にとって面白いと思ったことでも、皆さんにとってはそうでもないことでしょうから。
 
 
 私にとっては大変だったと思うことでも、皆さんにとってはそうでもないことでしょうから。
 
 
 私にとっては悲しいことでも、皆さんにとってはそうでもないことでしょうから。
 
 
 別に、いじけているわけではないんです。(笑)
 
 
 これまでも、いろんなことをお伝えしてきましたが、一応、これでも、話す内容とそうでない内容は分けてきたつもりです。
 
 
 これでも、毎回、人に役に立つメッセージが届くといいなぁと思って話をしています。
 
 
 それでも、実際、それがいつ届いたのかどうか、正直なところ私にはわかりません。
 
 
 ただ、何か少しでもヒントになることがあって、悩みや問題から少しでも解放されるといいなぁと思っています。
 
 
 だから…
 
 
 単に、喜怒哀楽をぶつける様な話はしたくないんです。
 
 
 つまらない話もしたくないんです。
 
 
 結果的に、読んだ人が「つまらない」と思うかどうかは、私にはわかりませんが。汗
 


 
 最近、思うんです。
 
 
 負の感情をぶつけてくるYoutubeが多いなぁ~って。
 
 
 「誰それから、こんなことを言われた!」とか…
 
 
 「誰それが、誰それに論破されたぞ!」とか…
 
 
 「実は、大変なことが起きてるぞ!」とか…
 
 
 (少なくとも私にとっては)どうでもいい話なんですよね。
 
 
 「じゃあ、Youtubeなんて観なきゃいい!」ってことなんですが…
 
 
 中には、平和なYoutubeもありまして…それはそれで観たいわけです。(笑)
 
 
 「これとこれを混ぜて食べると美味しいよ」とか…
 
 
 「安くて早くて簡単な料理を教えるね」とか…
 
 
 「あの有名チェーンのラーメンを再現してみました」とか…
 
 
 (結局、食べ物系の動画ばかり追いかけている今日この頃…)
 
 
 まぁ、とにかく、どうせ観るなら、自分にとって有益なものとか、喜んだり楽しいと思うものを観たいですよね。
 
 
 例えば、可愛いと思う動物の動画、心地よいと感じる音、ホッとするような物語も良いですね。
 
 
 まぁ、こんなこと言ってると、これに対して怒る人がいるかもしれません。
 
 
 「目の前に危機が迫ってるのに、なぜ現実に目を向けないんだ!」とか…
 
 
 「嫌なことに耳を塞いだところで、どうにもならないぞ!」とか…
 
 
 「そんなことだから、平和ボケして、日本人はバカにされるんだ!」とか…
 
 
 そりゃ、大災害も起きるでしょうよ。いつかは。
 
 
 大混乱も起きるでしょうし、争いごとも起きるでしょうよ。いつかは。
 
 
 そうなった時のことを見越して、避難の計画、食糧等の備蓄等々、準備は必要です。
 
 
 でも、そういうことにいつも神経を尖らせていたら、心身共に疲れてしまいますよね。
 
 
 できる限りの準備は必要ですけど、準備さえしておけば、それ以上の心配は無用です。
 
 
 昔、教えて頂きました。
 
 
 心配は未来からやってくるもの、後悔は過去からやってくるもの。
 
 
 だから…
 
 
 「『今、ここ』に意識を向ければ、心配も後悔もない」と。
 
 
 そして、人生は『今、ここ』の連続です。
 
 
 『今、ここ』を嬉しい、楽しいと感じ続ければ、嬉しい、楽しい人生になる。
 
 
 未来や過去に囚われ続ければ、心配や後悔の連続の人生になる。
 
 
 どちらを選ぶかは、その人の自由ですけど、私なら嬉しい、楽しい人生にしたいと思います。
 
 
 だから『今、ここ』を意識する様にしています。
 
 
 心配や後悔が浮かんだら、未来や過去に意識が向いていることに気づき、『今、ここ』に意識を戻す。
 
 
 もちろん、もし『今、ここ』が危機的な状況であれば、すぐに退避することも忘れずに。(笑)
 


 
 とは言え、前回の投稿から1カ月の間に起きたことを隠すつもりはありません。(笑)
 
 
 なので、ほんの少しだけですが、起きた事象だけ(喜怒哀楽の表現は避けて)お話しますね。
 
 
 5月24日(土)昼頃、車のエンジンがかからなくなった。
 
 
 5月24日(土)夕方、合唱団の一員として、ステージに上がった。
 
 
 5月25日(日)午前、車修理の書類を記入するだけのために、片道1時間半かけて正規ディーラーへ。
 
 
 5月25日(日)妻の誕生日祝いとして、義母と3人で回転寿司チェーン店へ。
 
 
 5月30日(金)夕方、エンジンに取り付けられたコンピュータが原因だろうと告げられた。
 (部品の調達~修理に1週間かかり、修理費として数万円かかるとのことだがやむを得ず了承)
 
 
 6月07日(土)午前、近所の中古車販売店に妻と訪問。紹介してもらった車を購入決定。
 
 
 6月08日(日)午前、修理が終わった車を取りに片道1時間半かけて正規ディーラーへ。
 (部品は交換したが、まだ気になる信号が出ており、理由は不明と告げられる)
 
 
 先日購入契約した中古車は、来週納車予定。修理した車は、次の車検の前に廃車予定。
 
 
 以上が、ここ1カ月の間の事象の抜粋です。
 
 
 みなさんがどう思うかは自由ですが、誹謗中傷は、お断りいたします。(笑)
 


 
 カン♪、カン♪、カン♪、カカカカカ~ン♪(金管音)
 
 
 「日曜お昼は~?」(司会者の声)
 
 
 「のどじま~ん!!」(参加者全員の声)
 
 
 「今日は、近江商人のふるさと、滋賀県の日野町からお送りしま~す」(司会者の声)
 
 
 ・・・
 
 
 滋賀県日野町は、私のふるさと。
 
 
 産まれてから、高校を卒業するまで、ずっと過ごした町。
 
 
 祭りに参加したり、合唱をしたり、日野川で魚を釣ったりした記憶がよみがえります。
 
 
 そして、好きだった子のこととか…
 (結局、一度も告白することは無かったけれど…)
 
 
 いろんなことを思い出しながら、番組を観ました。
 
 
 あの頃は、東京に住んで働く人生なんて、想像もしていなかった。
 
 
 ましてや、東京で人生の半分以上を過ごすことになるなんて。
 
 
 そして、ふるさとには帰る家もなくなるなんて。
 
 
 今になって思えば、それはそれで良かったのかもしれませんね。
 
 
 不思議なものです。
 
 
 「田舎に住んでいた時は、こんな田舎、いつか出てやる!」と思っていたのに…
 
 
 今となっては「自然がいっぱいで、良い所だったなぁ~」って思います。
 
 
 『ふるさとは遠きにありて思ふもの』
 
 
 今、この歳になって、わかる気がします。汗
 
 
 今年は、お墓参りに日野に帰ろうかなぁ~
 
 
 そんなことを思った1日でした。
 
 
 あなたにとって、帰ってみたいと思う場所は何処ですか?
 

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