本当だったら良い話
TOKASU代表の中野です。
初めましてという人も、お久しぶりという人もいるかと思いますが、今日、ここに来てくださったあなたを心から歓迎いたします。
ようこそいらしゃいました。
さて、毎回、人に役に立つメッセージが届くといいなぁと思って話をしていますが、実際、それがいつ届いたのかどうか、正直なところ私にはわかりません。
ただ、あなたにとってより適切なヒントを得ることで、悩みや問題から少しでも解放されるといいなぁと思っています。
どうぞ、あなたにとっての宝物が見つかりますように。
それでは、話をはじめます。
前回の話から、1カ月以上経ちますが、その間ずっと…
ある病気と闘っていました。
なかなか治らない病気。
そして、症状が出ると、激しい痛みから身動きがとれなくなる病気。
でも、症状が治まれば、何ごとも無かったかの様に生活できる病気。
でも、症状が出ると、痛みで夜も眠れなくなる病気。
この病気と闘い続けて、かれこれ20年近くが経ちます。
その病気は…
痛風。
私は、うつ病とも長年(再発したり、寛解したりをくり返しながら)付き合っていますが、痛風とも同じくらいの付き合いになります。
初めて痛風の発作が出た時も、ちょうどうつ病を患っている時でした。
あの頃の私は、うつ病になってしまう自分が許せなくて「もっと精神的に強くならないといけない!」と焦っていました。
そして、普段はほとんど運動をしないくせに、急に「よし!!秩父のお遍路を制覇するぞ!」と意気込み、大した装備も持たずに単身乗り込み、毎日ヘトヘトになるまで歩くチャレンジを続けていました。
そんなチャレンジを何日か続けていた時、急に足首に激痛が走りました。
その時は、どこかで捻挫をしたのだろうと思い「捻挫なんかに負けててはいけない!」と、無理をして歩き続けましたが…
いよいよ激痛で歩けなくなり「もしかしたら、骨折したのかもしれない」と思い、病院に行きました。
でも、レントゲンを撮っても、どこにも異常は見つからず…
結局、医者からの診断は『痛風』でした。
ショックでした。
痛風なんてものは、40代や50代のおっさんがなるものだと思っていたのに、まだ30代半ばの自分がなるなんて。
うつ病を抱えながら、痛風まで抱えることになるなんて。
「なんで、自分ばっかり、こんなひどいことになるんだ!」
人生を恨みました。
でもね。今になってみるとわかるんです。
うつ病も、痛風も、私にとっては必要なことだったって。
「もう、無理するのはやめなさい。」
「もう、我慢するのはやめなさい。」
「頑張って、強くなろうとしなくいいんだよ。」
病気になることで、それを気づかせようとしてくれていた。
その時は、そのメッセージに気づけなくても。
強制的に、心身ともに立ち止まらざるを得ない状況になった。
それは、今振り返ってみると、大切なことだった。
あの時は、恨んでいたけど、今では感謝しています。
私のことを立ち止まらせてくれて、ありがとう。
病気が、全て必然なのかどうか、私にはわかりません。
ただ、振り返ってみると、その病気のおかげで今があるのは確かなこと。
病気をキッカケにして、いろんなことを調べたり、考えることになった。
人生を見つめ直したり、将来を考え直すことにもなった。
その時は、不運に振り回されている様に感じていたけど、今になって思うと、自分のことを守ってくれていた様にも思える。
今すぐはわからなくても、きっと、その意味に気づく時が来る。
今、私は、そう思っています。
とは言え、今回の痛風は1カ月以上続いておりまして…
さすがに長いなぁ…と思っております。
これにどんな意味があるのか、何を私に気づかせようとしてくれているのか、今の私にはわかりませんが…
あまり身動きがとれない分、YouTubeやWeb、映画やドラマを観て過ごす時間が非常に増えまして…
そんな中「悩みがゼロ…」とか「心を軽くする…」とか「すべてを味方…」という言葉が目について、追いかけているうちに『小林正観』という人の存在を知りまして…
何でも「すべての悩みは、掃除と笑いと感謝で解決する」そうです。
にわかには、信じられない話ですが…本当だったら良い話です。
ただ単に疑っていただけでは、何も話は進みませんので…
とりあえず『小林正観』さんが書いた本を、図書館で数冊借りて来ました。
(痛風の痛みが少し引いた隙間を狙って、ささっと。(笑))
今日から、読んでいきたいと思います。
そこで、気づいた話などがあれば、また共有しますね。
では、また。
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。