うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

社会復帰に向けて

2020.02.08


 うつ病再発中の中野です。

 

 ようやく、主治医から、社会復帰のGOサインが出ました。

 

 気づけば、ドクターストップから2ヶ月も経ったんですね。

 

 この2ヶ月間、何をしていたのかと言うと…

 

 朝起きて…妻を駅まで車で送って…二度寝して…母と一緒にテレビを見たり、お昼ご飯を食べたり…買い出しに行ったり…夕飯を食べたり…

 

 そんな、日常を過ごしてきました。

 

 大学の勉強とか、大学院に進学するための勉強とか、やらなきゃいけないことがいっぱいあるのに、何もせず…

 

 夜寝る時に「あぁ…今日も何も出きなかったなぁ…」って反省するのに…

 

 一体、私は何をしているんだろう。

 

 一体、私は何をしたいんだろう。

 

 そんなことを思う毎日でした。

 


 

 昨日、以前の職場の同僚と、ずっとお仕事を振ってくれている方と、3人で食事(飲み会)をしてきました。

 

 近況などを伝えつつ、いつからどれくらい働けるかなどを話ました。

 

 こんな私に、仕事を振ってくださる方がいるというのは有難いごとです。

 

 こんな私を、心配してくださる方がいるというのも有難いことです。

 

 こんな私と、会って話そうと思ってくださる方がいるのも有難いです。

 

 こんな私なんかと…

 


 

 でも…

 

 こんな私にも夢があります。

 

 うつ病で悩む人が一人もいない世界を作るということ。

 

 でも…

 

 何度もうつ病を発症している私が、そんなことを言える立場なのか?

 

 そんなことも思い続けていました。

 

 でも…でも…

 

 私は、うつ病で悩んではいません。

 

 何度も再発しているけど、いつかは必ず治る病気だと知っているから。

 

 何度も社会から離脱したけど、いつかは必ず社会復帰できると知っているから。

 

 ただ、以前の自分の様には戻れないかもしれない。

 

 それは、仕方がないこと。

 

 だって、世界は日々進歩してるわけですし、自分は日々衰えてるわけですし。

 

 それは、病気になろうがなるまいが同じこと。

 

 今の自分にできることを、無理なくやるだけ。

 

 自分にできないことは、できる人にやってもらうしかない。

 

 だから、やってもらえばいい。

 

 だって、サボっているわけじゃないんだから。

 

 やろうとしてもできないんだから。

 


 

 こんな私でも、昔から信条にしてることがあります。

 

 それは『お天道さんが観ている』ということ。

 

 ついつい私達は、やってはダメな事をやってしまったり、やらなきゃダメな事をやらなかったりしがちです。

 

 それでも、誰かに見られてると思うと『ちゃんとしなきゃ』って気になるけど、誰も見てないと思うと…つい…

 

 そんな時も、お天道さんは観てる。

 

 お天道さんというのは太陽のこと。

 

 つまり、誰も見てないと思っても、それから太陽は見ているということ。

 

 例え、それが曇っていようがいまいが関係ない。

 

 「常に、空から見られているよ。」ってこと。

 

 良いことも、悪いことも。

 

 だから、嘘はつけない。

 

 だから、正直であるということ。

 

 これだけは、誇れることかもしれません。


 

 今朝、主治医に診てもらいました。

 

 と言っても、何か症状に変化があるか、何か気になることがあるか、等を聞かれたり、ちょっとした会話をするだけ。

 

 今回は、社会復帰に向けて動き始めていることと、それに向けて「昼間に眠気が出てしまうのを避けたい。」と言うことを伝えました。

 

 そのおかげで、寝る前に3種類飲んでいた睡眠薬が、1種類減りました。

 

 飲む薬が減っただけでも、何か改善している気がして、気持ちがいいものですね。

 

 空を見上げると、太陽が優しく微笑んでくれている様な気がしました。

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