社会復帰に向けて
ようやく、主治医から、社会復帰のGOサインが出ました。
気づけば、ドクターストップから2ヶ月も経ったんですね。
この2ヶ月間、何をしていたのかと言うと…
朝起きて…妻を駅まで車で送って…二度寝して…母と一緒にテレビを見たり、お昼ご飯を食べたり…買い出しに行ったり…夕飯を食べたり…
そんな、日常を過ごしてきました。
大学の勉強とか、大学院に進学するための勉強とか、やらなきゃいけないことがいっぱいあるのに、何もせず…
夜寝る時に「あぁ…今日も何も出きなかったなぁ…」って反省するのに…
一体、私は何をしているんだろう。
一体、私は何をしたいんだろう。
そんなことを思う毎日でした。
昨日、以前の職場の同僚と、ずっとお仕事を振ってくれている方と、3人で食事(飲み会)をしてきました。
近況などを伝えつつ、いつからどれくらい働けるかなどを話ました。
こんな私に、仕事を振ってくださる方がいるというのは有難いごとです。
こんな私を、心配してくださる方がいるというのも有難いことです。
こんな私と、会って話そうと思ってくださる方がいるのも有難いです。
こんな私なんかと…
でも…
こんな私にも夢があります。
うつ病で悩む人が一人もいない世界を作るということ。
でも…
何度もうつ病を発症している私が、そんなことを言える立場なのか?
そんなことも思い続けていました。
でも…でも…
私は、うつ病で悩んではいません。
何度も再発しているけど、いつかは必ず治る病気だと知っているから。
何度も社会から離脱したけど、いつかは必ず社会復帰できると知っているから。
ただ、以前の自分の様には戻れないかもしれない。
それは、仕方がないこと。
だって、世界は日々進歩してるわけですし、自分は日々衰えてるわけですし。
それは、病気になろうがなるまいが同じこと。
今の自分にできることを、無理なくやるだけ。
自分にできないことは、できる人にやってもらうしかない。
だから、やってもらえばいい。
だって、サボっているわけじゃないんだから。
やろうとしてもできないんだから。
こんな私でも、昔から信条にしてることがあります。
それは『お天道さんが観ている』ということ。
ついつい私達は、やってはダメな事をやってしまったり、やらなきゃダメな事をやらなかったりしがちです。
それでも、誰かに見られてると思うと『ちゃんとしなきゃ』って気になるけど、誰も見てないと思うと…つい…
そんな時も、お天道さんは観てる。
お天道さんというのは太陽のこと。
つまり、誰も見てないと思っても、それから太陽は見ているということ。
例え、それが曇っていようがいまいが関係ない。
「常に、空から見られているよ。」ってこと。
良いことも、悪いことも。
だから、嘘はつけない。
だから、正直であるということ。
これだけは、誇れることかもしれません。
今朝、主治医に診てもらいました。
と言っても、何か症状に変化があるか、何か気になることがあるか、等を聞かれたり、ちょっとした会話をするだけ。
今回は、社会復帰に向けて動き始めていることと、それに向けて「昼間に眠気が出てしまうのを避けたい。」と言うことを伝えました。
そのおかげで、寝る前に3種類飲んでいた睡眠薬が、1種類減りました。
飲む薬が減っただけでも、何か改善している気がして、気持ちがいいものですね。
空を見上げると、太陽が優しく微笑んでくれている様な気がしました。
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。