うつ病への怖れを手放し、安心を手に入れる

心理職の職業倫理 第4原則について

2019.10.28


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 

 今回も、前回の引き続きで『心理職の職業倫理』の話(心の健康の専門家としての倫理観)をします。

 

 

 今回は、紹介するのは第4原則。

 

 

 一人ひとりを人間として尊重する

 

 

 これも、最初に読んだ時は「それは当然だよな」って思っていたんです。

 

 

 もしも私がクライアントだったら、カウンセラーに人間扱いされなかったら怒ると思います。

 

 

 例えば…

 

 

 首輪をされて、鎖で繋がれるとか。

 

 

 ベッドに縛りつけられるとか。

 

 

 ムチで叩かれるとか。

 

 

 昔は、そんな虐待があったと聞きますから、冗談ではないんです。

 

 以下は、精神保健福祉法(正式名称:「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」)の経緯からの抜粋です。

昭和59年に起こった、精神科病院における人権侵害事件を契機に、入院患者をはじめとする精神障害者の人権擁護を求める声が高まり、それを背景に、昭和62年には、精神障害者の人権に配慮した適正な医療及び保護の確保と精神障害者の社会復帰の促進を図る観点から、任意入院制度の創設や精神医療審査会の創設等を内容とする精神衛生法の改正が行われ、法律の名称も精神衛生法から精神保健法へと改められました。

(引用元:厚生労働省/精神保健福祉法について/制定の経緯)

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/nation/law.html

 

 令和世代から人からすれば、昭和なんて大昔だと思うかもしれませんが、昭和世代の私達からすれば、つい最近のことです。

 

 

 そんな最近まで、精神障害者の人権は守られていなかったわけです。

 

 

 もしかしたら、私達世代が精神的な病気になっても認めたがらないのは、精神障害者を差別している大人を見てきたからかもしれませんね。
 

 

 自分も差別されるかも…って。

 

 

 今では法律があるので、堂々と差別する人はいなくなったと思いますが…

 

 

 え〜っと…何の話でしたっけ…

 

 

 あぁ、そうそう。職業倫理の話。

 

 

 一人ひとりを人間として尊重する

 

 

 人権は法律で守れらているので、人を人として扱うのは当然のことなんです。

 

 

 でも、この第4原則の説明を見るとこんなことが書かれていました。

 

 

冷たくあしらわない。心理職自身の感情をある程度相手に伝える。相手を欺かない、など。

(引用元『公認心理師の職責』/野島一彦編/遠見書房/2018/P 49/表1職業倫理の7原則)

 

 

 「冷たくあしらわない」の部分が、心にひっかかりました。

 

 

 誰に対しても、冷たくあしらわないと言い切れるだろうか?って。

 

 

 いいえ。

 

 

 最近、母を冷たくあしらいました。

 

 

 肺せん癌のステージⅣになった母に冷たくあしらう様な発言をしました。

 

 

 あまりにも駄々をこねるので。

 

 

 もう少し違う言い方ができたのではないかと思っています。

 

 

 でも…ついつい出ちゃうんです。

 

 

 皮肉とか…

 

 

 母にもちゃんと向き合えない様では心理職になんて就けませんよね。

 

 

 今回も、反省で終わりました。

 

 

 公認心理師になるために勉強すべきことも沢山ありますが、人として成長すべき所も多々あり…

 

 

 学べば学ぶほど、公認心理師への道が険しくなっていく気がしています。

 

 

 まぁ、道が険しかろうがなんだろうが、進むのは進むんですけどね。

 

 

 そして、こういう道を乗り越えて、公認心理師や臨床心理士になった人を改めて尊敬する次第です。

 

 

 わたしも、そんな人でありたい。

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