うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

「誰のおかげでメシが食えると思っているんだ」という話

2019.10.13


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 

 関東で猛威を奮った台風が過ぎて…

 

 

 何事もなかったかのような日曜が、始まろうしていました。

 

 

 「買い物でも行く?食べ物とか小物とか、いろいろ欲しい物があるし…」

 

 

 そう、家族に声をかけましたが…

 

 

 長女は「13時から美容院の予約がある」とか次女は「14時から友達と食べに行く約束がある」とのことで…

 

 

 午前中なら、一緒に買い物に行けるということで話がまとまりました。

 

 

 でも…実はいろいろと気になることがありまして…

 

 

 まぁ、気にしてばかりいても仕方がないので、買ったばかりの車で出かけたわけです。

 


 

 車で10分ほどの所に、服屋や家具屋や100円ショップや食品スーパーを含む複合施設があります。

 

 

 そこに行けば、欲しい物はほぼ全て揃います。

 

 

 でも、それは普段であればの話。

 

 

 あの台風があった後ですから、まず商品が揃っているのか、そもそも店は開いているのか、そもそもそこで働く人は、店に出て来れる状態なのか

 

 

 まずはそれが気になっていました。
(他にも気になる事はありましたが)

 

 

 だから、店が開いてないことを覚悟しながら、車を運転していたんです。

 


 

 当たり前の話ですけど…

 

 

 みんな助け合って生きているんですよね。

 

 

 何かを作る人もいれば、何かを売る人もいる。

 

 

 何かを直してくれる人もいる。

 

 

 そして、そのやってくれたことへの対価として私達はお金を払っている。

 

 

 そして、別のことでお金を頂く。

 

 

 そうして、私達は生きています。

 

 

 でも、それは当たり前ではない。

 

 

 いくらお金があっても、そこで懸命に働く人がいないと、私達は何も手にすることはできないわけです。

 

 

 そして、それは逆のことも言える。

 

 

 いくらお金を払われても、働けない時は働けないわけです。

 

 

 人にもそれぞれの事情があるから。

 

 

 だから、いつでも何でも手に入れることができる保証なんてない。

 

 

 何でも手に入ることを当たり前だと思っていてはいけないんです。

 

 

 そして、手に入らないことに怒りを感じても仕方がないんです。

 

 

 手に入らないことがあるのが当たり前だと思った方がいいんです。

 

 

 その方が、欲しいものを手に入れた時に感謝の気持ちも湧いてくるから。

 

 

 それを手に出来たのは、誰かが懸命に働いたおかげなんですから。

 


 

 そして、私達は複合施設に到着しました。

 

 

 何でも揃っていました。

 

 

 食べ物も服も小物も…

 

 

 そして、そこで働く人も。

 

 

 みんなそれぞれ事情があっただろうに。

 

 

 台風の翌日から、ちゃんと働いて…

 

 

 本当に、有り難いことですよね。

 

 

 そして、娘達は各々のお金で服を、妻は主に食材を、私は部屋の模様変えに必要な道具を、それぞれ購入して、施設をでました。

 

 

 長女や次女の用事に間に合う様に。

 


 

 でも、それも気になっていました。

 

 

 台風の翌日から美容院が開いているんだろうか?

 

 

 台風の翌日からレストランが開いているんだろうか?

 

 

 って。

 

 

 だから一応、娘達に、それぞれの店に電話で確認するようにいいました。

 

 

 で…

 

 

 結果的には、美容院もレストランも開いていた様で…

 

 

 二人とも満足した様子でした。

 

 

 本当、有り難い話ですよね。

 

 

 二人とも、その有り難さに感謝してくれているといいなと願っています。

 

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