本当は、やりたくてやっている
ガン闘病中の母からLINEで連絡があり、今のところは調子がいいようです。
肺から水を抜くために挿していた管を抜いても良くなったらしく「これでいろいろ動ける」と喜んでいました。
それを聞いて、私も安心しまして…
少し中断していた、通信大学の勉強を再開することにしました。
まぁ、中断していたのは、母のせいではありませんけど。笑
いま勉強しているのは心理学的支援法という内容で、いろんな心理療法を学んでいます。
私も実際にやったことがある
●交流分析
●自律訓練法
●認知行動療法
●集団心理療法
とか、やったことはないけど、聞いたことはある
●クライエント中心療法
●行動療法
●家族療法
●森田療法
●箱庭療法
とか、やったことも聞いたこともない
●芸術療法
●内観療法
●遊戯療法
●臨床動作法
とか…
心理療法って、沢山あるんですね。
私も、沢山やってきたつもりでしたけど、全体からするとごく一部だったようです。汗
そして、愕然としました。
これ、全部覚えないといけないの!
って。
ついつい私達は、目的と手段を混同してしまいがちなんですよね。
例えば「幸せな人生を歩む」という目的のために「結婚する」という手段を選択した場合(結婚することで幸せな人生を歩めるかどうかは別として)いつのまにか「結婚する」ことが目的のようになって「誰でもいいから結婚相手が欲しい」ってなったり。
そして、いつのまにか本来の目的を忘れてしまったり。
仕事上でも、似たようなことがありますよね。
目的が不明確な仕事が振られたり。
何のためにするのかわからない仕事を、ちゃんとやってくれって言われても、どうなればちゃんとやったことになるのかわからないのに…
これ以上話すと愚痴になるので止めといて…
言いたかったのは大学の勉強も同じだということ。
私には『公認心理師になる』という目標があります。
でもそれは目的ではありません。
目的は「うつ病で悩む人が、1人もいない世界を作る」という夢の実現。
公認心理師になるのは、そのための手段の一つでしかありません。
そして、公認心理師になるために、大学で学んでいるわけですから、大学の勉強も手段でしかありません。
そして、勉強して単位を取るのも、大学を卒業するための手段です。
でも…そもそも、何のために勉強をして、単位をとって、大学を卒業するのかというと、公認心理師になるためではなくて「うつ病で悩む人が、1人もいない世界を作る」という夢の実現のためのはずなんです。
だから…どんなに大変でも、自分の夢の実現のためにやっているわけですから、本当は楽しいはずなんです。
やりたくてやってるはずなんです。
ついつい、忘れがちですけど…
心理療法の勉強の話に戻しますが…
心理療法の勉強も同じなんです。
勉強したことを覚えるのが重要なのではなく、勉強したことを夢の実現に活かすのが重要なんです。
だから「全部覚えなきゃいけない」ではなくて「全部覚えて活かしたい」となるはずなんです。
いまは辛くても…笑
誰かを幸せになるために支援する力を得られるのなら、こんな楽しい勉強はないはずなんです。
いまは辛くても…汗
母のガンのことや、母の余命を気にかけるのも、そうしなければいけないからやっているわけではありません。
気にしたいから気にしてるんです。
気にしたくなければ、気にしなければいいだけなんですから。
世間からどう思われようが何を言われようが、知ったこっちゃない。
やりたくなければやらなくていい。
でも、もしかしたら忘れているだけかもしれないので気をつけて下さい。
本来の目的が何だったのか。
これが重要なんです。
その目的と照らし合わせても、やる必要がないことならやらなくていい。
そうやっていけば、人生って意外にシンプルなものなんですよね。
あなたには、何が伝わりましたか?
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