検査と処方と開業したての病院と。
今回は、前回の続きです。
前回は、
・ちょっと調子が悪いので、メンタルクリニックに行くことにした
・口コミに良いことが書いてある病院に電話したら、全て予約待ちだった
・口コミが1件もない病院を調べたら2日前に開業したばかりの病院だった
・あまり深刻な状況ではない今だからこそ冒険しておこうとそこに予約した
という話でしたね。
今回は、開業直後の病院がどうだったのか。
私の診断結果はどうなったのか。
について、お話します。
開業したての病院に電話をしたら、当日予約ができました。
「今日でも大丈夫ですよ」との事。
こういう所は開業したての病院のいいところかも。
でも何故か「17時に来て欲しい」と言われました。
開業直後でも、もういろいろ予約が入っていたのかもしれませんね。
そして17時に病院へ。
受付で問診票を手渡されて、記入。
そして、しばらく待って診察室に。
雰囲気の良さそうな先生でした。
ちゃんと、私の方を見て話を聞いてくれるし。
(当たり前と思うかもしれませんが、患者の方を全く見ない医者もいます)
最後まで話を聞いてくれるし。
「それは大変でしたね。」と共感もしてくれるし。
嬉しくて、いろんな話をしました。
母がガンのステージ4だと診断されて、いろいろ考えなきゃいけないことがあること。
いろいろ考えていたら、ストレスが溜まってきたこと。
夜中に何度も目が覚めること。
などいろいろ。
そして、言われました。
「うつ病の心理検査がありますが、やってもいいですか?」って。
一瞬ためらいました。
もしも検査の結果、うつ病だという結果が出たら…うつ病再発予防コーチと名乗るのはやめないといけない。
だって「あんた自身が再発の予防を出来てないやん!」って言われてしまうから。
仕事は廃業するし、ブログも閉鎖。
そして二度とうつ病再発予防コーチと名乗ることはないでしょう。
そんな思いがあったので、検査することをためらったんです。
検査を受ける人って、こんな気持ちになるんだなぁ〜って実感しました。
先日、通信制大学で心理検査の勉強をしたところですけど、その中で検査を受ける側に精神的ストレスがかかるような話があり、なんのことかわかりませんでした。
でも、今回、自分自身が検査を受けてみて、はっきりわかりました。
検査結果が怖いんです。
特に、病気だと言われたくない人にとっては。
だから、正直に答えたくない気持ちにもなります。
正直に答えると、病気だと診断されるかもしれないから。
本当は、正直に答えないといけないと意味がないんですけどね。
「はい。検査をしてください。」
先生に伝えました。
どんな結果が出ても受け止めよう。
その結果発生しうる影響にも、責任を持とう。
そう腹をくくったので。
ごまかしたって仕方がないから。
検査は、先生が質問をして、それに私が口頭で答えるという形式でした。
ひとつひとつに正直に答えました。
その結果…
「80点だと、うつ病と診断されるところ、中野さんは39点でした。」
「うつ病とまではいきませんけど、神経症レベルのストレスの高さです」
そして、とりあえずよく眠れる様に薬を処方してもらいました。
フルニトラゼパム錠1mgアメル。
数年前にも飲んでいた薬です。
とりあえずはこれで、うつ病の再発を防げそうです。
フーッ…危ない危ない。
今回のことで学んだ事があります。
それを、最後のまとめとしてお伝えしたいと思います。
1つ目は、メンタルクリニックは、病気の症状が重くなる前に探しておく方がよい。
(いざという時に、初診だと見てもらえない可能性があるから)
2つ目は、心理検査は怖いと思うかもしれないけど、正直に答えた結果、病気じゃないと分かれば安心できる。
(病気だと診断されるのが怖くて嘘をついたら、病気じゃないと診断されても「本当は病気かもしれない」という不安はずっと拭えないから)
3つ目は、何も口コミがない病院も意外に狙い目。
(悪い病院というわけでもないのに、みんな良い口コミが書かれるまで受診しようとしないから、混まないため)
あくまで、中野個人の意見ですから医学的な根拠があっての発言ではないことは、ご了承ください。
ではまた。
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