秋の空のように
最近、寒くなったり、暑くなったりが続いていますね。
晴れていたと思ったら、急に曇ってきて雨が降ってきたり。
『女心と秋の空』なんて言うように秋は天気が変わりやすい季節ですが…
こういう言葉も『セクハラだ!』と言われてしまうかと思うと、少し寂しい気持ちがする今日この頃です。
まぁ、考えて見れば、心がころころ変わるのは、女性だけの話ではなく、男性もころころ変わるので、そもそもおかしいのかもしれませんけどね。
そもそも『心』の語源は「ころころ変わる」というところから来ているという説もあるそうですから、男性でも女性でも『心』はころころ変わるものなんだということですよね。
でも、不思議ですよね。
『心』はころころ変わるのが当たり前だとしたら、なぜ『心』がころころ変わると人にバカにされたりするのでしょうか。
食事に行って、注文が決められないのは駄目だという風潮がありますが、「あれも食べたいしこれも食べたい」と思うのは普通じゃないでしょうか?
好きだと思ったことが嫌いになったり、嫌いだったものが好きになったりするのも、普通じゃないでしょうか?
決定したことを変更するのも、普通じゃないでしょうか?
まぁ、仕事でそんなことをされたら周りの人は大変でしょうけど。笑
プライベートだったら、もっと自由でいいのかもしれません。
言うことが、毎日変わってもいい。
喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだり、悩んだり、苦しんだり、いろいろあっていい。
以前、脳科学の専門家が「喜怒哀楽が激しい人は、前頭葉が弱っている」なんてテレビで言ってましたけど…
「そんなこと知るか!」って感じ。
「そんなの関係ねぇ!」って感じ。
(ちょっと、古すぎましたか?)
仕事上は、周りに迷惑をかけることもあるので(または心配されるので)喜怒哀楽はコントロールした方がいいと想いますが、プライベートだったら関係ないですよね。
本来は、ころころ変わっていいものを、無理に変わらないようにする方がおかしいんじゃないでしょうか?
「あなた、前にこう言ったよね?」とか、どうでもいいですよね?
昔だったら「武士に、二言はない」とか言ったかもしれませんけど、私達は武士じゃないんですから。
「男に二言はない」とか、勘弁してくれ!って感じです。
そんなこと言ったら、何も言えなくなります。
永遠に正しいことなんて、存在しないんですから。
だから…
言うことが変わってもいい。
気持ちが変わってもいい。
変わることが当たり前なんだから。
それが『心』というものだから。
あなたは、変わらないように無理をしていませんか?
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。