うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

自分を許す

2019.09.13


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 

 昨夜は、早めに寝たためか、今日は元気です。

 

 

 日中、眠くなることもありません。

 

 

 今も快調です。

 

 

 自覚はありませんでしたが、寝不足だったようです。

 

 

 もしくは…

 


 

 実は昨日、ある方から質問を頂いていたようなんですが、早めに寝たので気づいておりませんでした。

 

 

 ちょっと遅れましたが、今日にでも返事を書こうと思ったのですが… 

 

 いい質問だったので、個別に返事を書くより、ブログを通して、より多くの方に読んで頂けるようにしました。

 

 

 その質問を抜粋しますと…

 

 

 「私はとても痛みやすく、不安がちで、なかなか立ち直れない性格なのですが、抱え込まないようにする方法など、アドバイスはありませんか?」

 

 

 という内容でした。

  


 

 私も似たような感じでした。

 

 

 平気なふりをしていても、実は臆病で、誰かのちょっとした言葉で傷ついたりして。

 

 

 お客様から、ちょっと強く言われた(その当時は「ちょっと」というより「とても」という感覚でしたが)だけで、しばらく引きずって夜も眠れず…仕事に行くのが辛くて…また失敗してしまうんじゃないかと不安になって…ビクビクしているうちに病気になり…

 

 

 という感じでした。

 

 

 まぁ、もしかしたら私ほどひどくはないかもしれませんけど。

 

 

 多かれ好かなかれ「今の自分の弱さをなんとかして克服したい」と思っている人は、多いと思っています。

 

 

 だって、それ系の本がいっぱい出ているから。

 

 

 私もその当時何冊か買いましたよ。

 

 

 「落ちこみグセ」をなおす方法とか一瞬で恐怖を消す技術とか。

 

 

 いろいろといいことが書いてあるので、読んでみるといいと思いますよ。

 

 

・・・

 

 

 なんていうアドバイスだけだったら私が答える意味がありませんよね。笑

 

 

 だから、私なりの回答をしますが…

 

 

 結論から言うと…

 

 

 それらを全部含めて、自分を許す。

 

 

 ということだと思うんです。

 


 

 私達は、目の前で起きていることを勝手に解釈して、勝手に思い込んで、勝手にレッテルを貼ってしまいます。

 

 

・私は心が痛みやすいから駄目だ

・不安がちなのは駄目だ

・なかなか立ち直れない性格は駄目だ

・抱え込んでは駄目だ

 

 

 等々。

 

 

 でも、そのレッテルは本当に正しいと言えるのでしょうか?

 

 

私は、感受性が豊かだ

不安だからこそ慎重に行動できる

反省するまでは、立ち直れないだけ

抱え込んでも、必ず戻ってこれる

 

 

 と解釈することでもできるはず。

 

 

 こう解釈すれば、なおすべきところなんてなくなるんです。

 

 

 だって、そうすることに意味があるんですから。

 

 

 こういったことを理解せずに、無理やり性格を変えようとすると、おかしなことになってしまうんです。

 

 

 例えば、

 『痛みやすい心』から『不動の心』に変えたとします。やろうと思えば、そんなの簡単なんです。何があっても感じない心にすればいいんですから。

 ただし、その代わりに喜びや楽しさも感じなくなるかもしれませんけど…それでいいんでしょうか?ということなんです。

 

 

 『不安』なんて一切感じないようにも、やろうと思えばできます。

 ただし、その代わりに行動が大胆になって、命を危険にさらすことになるかもしれませんが、いいですか?ってことなんです。

 

 

 何があっても、すぐに立ち直れる人にもなれます。でも、もしかしたら、周りから「あいつ何も反省してないんじゃないの?学習しない奴だなぁ」と思われるかもしれませんけど、それでいいですか?ってことなんです。

 

 

 感情を、しばらく味わっていたい時だってあると思うんです。

 

 例えば、大切な人と別れた時とか。

 

 大好きな人に振られた時とか。

 

 そういう感情を味わって、それらを乗り越えることを通して、私達は人として成長し、人の気持ちも察する力を得ることができるんです。

 

 

 抱え込むのは、そのプロセスの一部だというだけ。

 

 

 ちょっと話が長くなりましたけど…

 

 

 つまり、いま内面で起きていることが駄目なのではなくて、それを駄目だと思っていることに問題があるということなんです。

 

 

 あれが駄目だとかこれが駄目だとかレッテルを貼るのではなく、それらが起きていることで、何を得ているのか(感受性、慎重な行動、真面目さ等)に目を向けることが重要なんです。

 

 

 その上で「そうかぁ。だからあんな行動をとっていたんだね」と、自分を受け入れる。

 

 

 そうして行けば、なおすべきところなんて一つもないことに気づけるはずですよ。

 

 これが、

 

 それらを全部含めて、自分を許す。

 

 

 ということなんです。

 


 

 まぁ、偉そうなことを言っている私ですが、私だって、自分を許せないと思うことがあります。

 

 

 それが、ついついお酒を飲みすぎてしまうということ。

 

 

 うれしかったり楽しかったりした時に、ついつい飲みすぎてしまいます。

 

 

 痛風持ちであることをも忘れて。

 

 

 よくよく考えたら、一昨日も近所で気になっていたラーメン屋に入れて、それがすごく美味しくて、嬉しくて、家に帰ってきてからそのことをブログに書き終えたあとで、缶チューハイをがぶ飲みしてしまいました。

 

 

 1本だけにするつもりだったのに…

 

 

 気づけば24時を過ぎていて、それから寝たのですが…お酒を飲んで寝ると眠りが浅くなるらしいんですよね。

 

 

 昨日、無性に眠かったのは、単に、飲み過ぎだったのかもしれません。

 

 

 ご心配をおかけして、申し訳ございませんでした。

 

 

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