できないかもしれないけど、やってみるということ。
今更ですけど…
うつ病再発予防コーチと名乗ってる私ですけど…
私だって、いつ、うつ病が再発するか分からない。
ということだけは、はっきりと申し上げておきたいと思います。
だから「私にコーチを依頼すれば、確実にうつ病の予防ができる」なんてことは言いませんし、言えません。
いまのところは。
私自身、まだ確証が持てません。
最後の寛解から数年経ちましたが、私が2度目のうつ病を寛解してから、3度目のうつ病を発症するまで、7年間空いていましたから。
せめて、最後の寛解から10年過ぎないと自信が持てません。
「じゃぁ、自信が持てるようになるまで、うつ病再発予防コーチと名乗るのをやめたら?」
って思うかもしれませんけど、それまで待てませんでした。
私が、こうやって発信することで、誰かの励みになったり、勇気づけたりすることができると知ったから。
私がはじめて、よちよち歩きを始めた頃。
(と言っても、その頃の記憶は残っていませんが…)
もし、私が「よし!歩ける様になるまで待つぞ!」なんて思っていたら、未だに歩いてなかったかもしれない。
ちょっと、極端な例でしたね。
もうちょっとわかりやすい例だと、自転車がいいかもしれません。
もしも私が「自転車に乗れるようになるまで、自転車には乗らない」って思っていたら、未だに自転車には乗れなかったと思うんです。
乗れないかもしれないけど…倒れて怪我をするかもしれないけど…でも、頑張って乗ってみよう。乗れるまで、何度でもチャレンジしよう!
そう思ったから、乗れたんです。
高校だってそうです。
もしも私が「高校受験に合格できるようになるまで、高校受験はしない」なんて思っていたら、高校には行ってなかったと思うんです。
まぁ、そんなこと言ってたら、周りから「アホか!さっさと受験せぇ!」って言われていたでしょうけど。笑
「何の話をしているの?」って思うかもしれませんけど、私にとっては、うつ病の再発予防コーチと名乗ることも同じだということなんです。
つまり「うつ病の再発予防をできる様になったら、うつ病再発予防コーチと名乗ろう」って思っていたら、一生名乗れなかったということです。
じゃぁ、名乗ることになんの意味があるのか。
それは、誰かの希望になるから。
一旦、自転車の話に戻ります。
もしも、私の周りに、誰一人として自転車に乗っている人がいなかったとしたら、私は自転車に乗らなかったと思うんです。
というか、乗っている人がいない中で、乗るイメージなんか湧きません。
そもそも、乗りたいとも思わない。
乗っている人をみて「あんな風に、自転車に乗れたらいいだろうなぁ〜」って思うから、乗ってみたいと思う。
そうじゃなければ、自転車に乗ろうなんて、発想が湧きません。
もし思うとしたら、自転車を自分で発明した人でしょうね。笑
うつ病の再発予防コーチの話に戻します。
うつ病の再発予防コーチも同じだと私は思っています。
うつ病を何度も再発した私が、仕事に復帰したり、家族と余暇を楽しんだり、毎日ブログを書き続けたり、大学に行ったりすることで、うつ病の再発に悩む人の勇気になるんじゃないかと思うわけです。
みんながみんな、ブログを書いたり大学に行ったりしなくてもいいけど、うつ病を繰り返していても、脳が破損しているわけでもなければ、努力次第で進学もできるということなんです。
たまに不安になることもあります。
結局、独りよがりなんじゃないか?
ただ「元気だぞ!」ってアピールをしているだけなんじゃないか?
ただ自慢しているだけだと思われたらどうしよう…
等々。
そんな時、メッセージをもらうと、ホッとするんです。
誰かのためになっているんだなぁ。
私はこれでいいんだなぁ。
って。
だから、こう見えても必死です。
こんなことを言っている私が、また再発してしまったら、台無しです。
だから、心のメンテナンスは念入りに行っています。
どんな風にメンテナンスしているかに興味がある方は、私の著書
をご覧ください。
少しはホッとして頂けるはずです。
あれ?本を紹介したかったわけじゃないんだけどなぁ…
まぁ、いいかぁ〜。
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