うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

夢に近づく一歩

2019.07.19


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 

 私には夢があります。

 

 

 それは『うつ病で悩む人がひとりもいない世界を創る』ということ。

 

 

 そのことを夢にしたのは、いまから5年ほど前になります。

 


 

 あの頃はまだ、私自身が、うつ病の再発を恐れて悩んでいました。

 

 

 1度よりも2度、2度よりも3度、うつ病の再発を繰り返すたびに、再発の可能性が高まると言われている中、うつ病を3度も発症した私。

 

 

 もう私は、うつ病と一生付き合っていくしかないんだろうか。

 

 

 うつ病の再発を恐れながら生き続けないといけないんだろうか。

 

 

 一生安心して暮らすことはできないのだろうか。

 

 

 そんなことを思っていました。

 

 

 そんな私に、夢や希望などあるはずがありません。

 

 

 私が抱えていたのは絶望でした。

 


 

 でも、もし夢が叶うのなら…

 

 私は、一生、うつ病の心配をしなくてもよくなりたい。

 

 そう思いました。

 

 いま抱えている不安や絶望を手放して、楽になりたい。

 

 そう思いました。

 

 でも…すぐに「そんなことは無理」だと諦める感じもあります。

 

 そんなことをしてくれる先生がいるなんて聞いたこともないし、そういうサービスも聞いたことはない。

 

 それに、うつ病の原因については、まだ解明されていない部分もあるとのことで、そんな状態で、完璧な治療法や予防法が出てくるわけがない。

 

 だから、諦めるしかないんだろうと思っていたんです。

 


 

 誰かが言いました。

 

 「そいういうサービスがないなら、自分で作ればいいんじゃないの?

 

 って。

 

 「そんなの無理に決まってるやん」

 

 すぐそんな気持ちが湧いてきます。

 

 「そんなのがあったら、自分が一番欲しいって

 

 そんな気持ちでいっぱいです。

 

 でも、また誰かに言われました。

 

 「自分が一番欲しいものを作れば、それでいいじゃないか

 

 って。

 

 背中や頭に衝撃が走りました。

 


 

 私はただの『元うつ病患者』です。

 

 何の医療的知識も持ち合わせてないし、資格などもありません。

 

 そんな私に、そんなものを創る力があるわけがない。

 

 そう思っていましたが、もしもできたら凄いとも思えます。

 

 「夢なんて、そういうものじゃん」

 

 そんなことを、誰かに言われた気がします。

 


 

 それから何年かして…

 

 私は、『うつ病再発予防コーチ』と名乗るようになりました。

 

 私にとっては、非常にリスクがある言葉です。

 

 何の医学的知識も持ち合わせてない私が『再発予防』などとうたってよいのだろうか。

 

 そんなことを悩みながら名乗ることにしたんです。

 

 そして、いつまでも悩んでいただけでは仕方がないので、じっくりと勉強をすることにもしたんです。

 

 心理学や精神医学について。

 


 

 今私は、心理系の通信大学に通っています。

 

 そこを卒病したら、今度は心理系の大学院に行く予定です。

 

 ちょっと気軽に考えていました。

 

 でも…難関が待ち受けていることを初めて知りました。

 

 それが『心理英語』という分野。

 

 心理学の専門用語的な英単語を覚えつつ、心理学について英語で書かれた論文を訳す力が求められる。

 

 普通の英語だけでも苦手なのに…

 

 とりあえず、テキストと英単語の本だけは買いました。

 

 あぁ…どうしよう…

 

 そんな不安があっても、諦めるわけにはいきません。

 

 それが私の夢に近づく一歩だから。

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