気分転換に空想してみました。
ある時、流れ星さんが言いました。
「お月さん。あなたが羨ましいよ。いつも同じ所を回っているだけでいいんだから。」
お月さんは言いました。
「私は、地球さんが羨ましい。1年かけて、太陽さんの周りを動いているだけでいいんだから。」
地球さんは言いました。
「私には、羊さんが羨ましいです。私が一所懸命くるくる回っている間、草を食べたりしてのんびりしていればいいんだから。」
羊さんは言いました。
「私には、亀さんが羨ましいです。私達は誰かに襲われないかとビクビクして走り回っているけど、亀さん達はいつもゆっくり落ち着いているから」
亀さんは言いました。
「私は、人間が羨ましいです。何だって見ようと思えば見れるし、誰とでも話そうと思えば話せる。どこにでも行こうと思えば行けるし、やりたいと思えば何でもできるんですから」
それを聞いて少年は思いました。
「僕は、お星様が羨ましいと思っていたけど…みんな、自分に無いものに注意が向いているだけなのかもなぁ…もう少し人として生きてみよう。」
サイコロの絵を眺めていたら、こんな物語が浮かんできました。
あなたなら、どんな物語が浮かんできますか?
うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。