うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

知らない方が良かった?

2019.06.17


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 知らない方がいいことってありますよね。

 知らなかったら、心をかき乱されることもなかったのに…

 知ってしまったからこそ、そのことから頭が離れない。

 そして、ずっと心がかき乱されて…

 早く記憶から消してしまいたい。

 そんなことがありました。


 先日の大雨の夜、娘が22時を過ぎても帰ってこなかったんです。

 でも最近は、24時を過ぎることも時々あったので、

 「今日もまた遅いのかな?」

 くらいで、それほど心配はしていなかったんです。

 だから、早めに寝てしまいました。

 多分、寝たのは22時半頃だったと思います。


 考えてみれば、私が大学生の時は、一人暮らしをしていました。

 誰からも何も束縛されない、自由な生活。

 何時に帰ろうが、部屋で何をしようが、誰にも文句は言われません。

 あの頃の私は、完全に自由でした。

 でももし、あの頃の生活を親が見ていたら、心配しただろうと思います。

 もし、同居とかしていたら…

 多分、親はストレスが溜まって仕方なかったと思います。

 そういう意味では、私が一人暮らしをしたことは、私にも親にも良かったことだと今は思います。


 しかし、今の私には、娘二人を一人暮らしさせられるほどの金銭的な余裕はありません。

 そういう意味では、娘達には申し訳ないと思っています。

 もっと私に力があれば…

 もっと私が稼いでいれば…

 もっと私に蓄えがあれば…

 私がうつ病になどならず、出世していれば…

 そんなことを思っても仕方ないことはわかっていますが…

 ついつい、考えてしまうんです。

 私は、親らしいことをしてあげられているのだろうか。

 って。


 早く寝た分、翌日には早く目が覚めて、朝5時くらいからいろいろやっていました。

 台所を片付けたり、お風呂に入ったり、ビデオを見たり、着替えたり。

 天気も良かったので、買い物にでも出かけようと、玄関を出たのが6時半頃でした。

 向こう側から娘が帰ってきました。

私:えっ?!今帰ってきたの?

娘:そうだよ。

私:えっ?!えっ?!えぇぇぇ?!

娘:先輩が、おごってくれたんだよね

私:あぁ…そうなんや…

 そして娘は家に入っていきました。

 私は一人、何だか心がワサワサした状態で、買い物にでかけたのですが…

 てっきり、昨夜のうちに帰ってきていると思ってたんですよね。

 知らない方が良かった。

 でも…

 娘は、もう大学生なんですよね。

naruyouninaru

うつ病に伴う悩みや心配ごとなど、まずは気軽に、ご相談ください。

    お名前※

    例:中野 剛士

    メールアドレス※

    半角入力 例:info@tokasu.com

    お問い合わせ内容



    PDF

    関連記事

    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ