そう思っている自分に微笑む
身体中が痛くて仕方がありません。
起き上がるのも辛いですし、立ったり座ったりするのも辛いです。
ずっとこのまま寝てられたら…
そんなことを思ったりもしますが、そういうわけにもいきません。
やらなきゃいけないことがいろいろありますから。
それに…
この痛みは自業自得ですから。
「なんか焦っている感じがするよ」
昨日の山登りの時に言われました。
「まだまだ時間に余裕があるから、ゆっくり行けばいいんだよ」
そう言われて「わかりました」とは返すものの…とりあえずはスピードを落としてみるものの…気がつくとまた焦っています。
「足手まといになりたくない」
そういう気持ちがあるのは事実ですが、焦ってしまうのはそれだけが理由ではない気がしていました。
ところで、山を登り降りしている間に、四国のお遍路に行っていたときのことを思い出していました。
先達(お遍路のガイド役)さんから言われたいろんな言葉。
・弱音は吐いていいけど愚痴はダメ
(愚痴は他人を責めるものだから)
・心を何度も折れば、紐のようになる
(何度も折れば柔らかくなる)
・お遍路は余計なものを捨てる旅
(生きる上で最低限の物だけでいい)
先達さんから言われるたびに、その言葉の深さに感動していました。
また、お遍路に行きたいなぁ。
そんなことを思っています。
そうそう。
「何で焦っているんだろう」と考えていましたが、なかなか答えが見つからず、前のような方法を使って聞いてみました。
自分の心に対して。
返ってきたのは「認められたい」という思い。
いままでに何度も扱っているテーマですが、まだ手放せてないようです。
「そうかぁ。認められたいんだね」
そう言って、認められたいと思っている自分を認めます。
ちょっと恥ずかしい感じとか、いつまでそんなことを言ってるんだという気持ちもありますが、だからと言って「認められたい」という気落ちを無視はできません。
そんなことをしたら、認められたいと思っている気持ちに反しますから。
いまそう思っている自分に微笑む。
それだけでも楽になるものです。
頂上で撮ってもらった写真を送ってもらいました。
その写真を見て愕然。
「え?こんなに太っているの?」
自分でも太っていることは認識していましたが、改めて写真で見ると自分が思っているイメージより遥かにデブです。
「これはみっともないなぁ」
そう思いながらも、いま自分の状況は認めるしかありません。
写真に写っていますし。(笑)
そりゃ身体が重いはずです。
その上、リュックにもいろいろ詰め込んでいましたし。
念のために持ってきただけで、一切使ってないものがほとんど。
「余計なものは捨てましょうね」
もし、お遍路だったら先達さんから注意されていたはずです。(苦笑)
一番余計なものは、お腹の脂肪ですけどね。(笑)
あなたは、余計なものを持ち歩いたりしていませんか?
身体の脂肪以外で。
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