本って、読み方によって、いろんな解釈ができるものなんですね。
当たり前のことかもしれませんが。
今回、改めて実感しました。
先日頂いた『うつヌケ』を読んで、私はこう思ったんです。
・やっぱりマンガって読みやすいなぁ
・あの有名人も、うつ病だったの?!
・重くなりがちな話をうまく伝えてる
・うつ病を知らない人には参考になる
・共感できるところも多いなぁ〜
って、自分的には高評価な本です。
でも、驚きました。
改めて、Amazonのカスタマーレビューを読んだら、こんな風なことが書かれていたんです。
・マンガだとしても内容が軽すぎる
・有名人ばかりだと、劣等感を感じる
・うつ病を軽く扱い過ぎで誤解を生む
・うつ病中の人には、参考にならない
・納得できない言葉もあり気分が悪い
私と言ってることがまるで逆です。
同じ本を読んでも、こうも違うものなんですよね。
でも、ふと思ったんです。
今だから、私もこんなことが言えるかもしれないけど、もしうつ病の最中だったらどうだろう…って。
今の苦しみから、何とか抜け出して少しでも早く楽になりたい!
そう思ってたところに『うつヌケ』という言葉が目に入って、藁をも掴む様な気持ちで読んだとしたら…
もしかしたら、悪いところしか見えなかったかもしれない。
文句ばかり言ってたかもしれない。
「この本を読めば治るかも」という期待が大きかった分だけ…その反動が大きくなって…
怒り狂っていたかもしれない。
うつ病を馬鹿にするんじゃないよ!
って。
まるで、好意を持っていた人にフラれた瞬間、大嫌いになるように。
その人は、何も変わらないのに。
そして、しばらくすると失恋の傷も癒えてきて「あんなに嫌いになることもなかったのに」って反省したりするんですよね。
本当は、嫌いになる前に気づけたらいいのに。
……
え〜っと…話を戻して…本の話。
というわけで…
多分、私と逆の意見を言ってた方々は、あの本にすごく期待をしていたんだろうと思うんです。
これで助かるんじゃないかと希望を持っていたんだと思うんです。
売れている本だし、信じてみようと思ったのかもしれません。
…
期待されるって、嬉しいことだけど怖いことでもありまよね。
そしてまた、本を書くことに恐怖を感じる私なのですが…(汗
…
その一方で『うつヌケ』はいい本だと思った私もここにいるわけです。
私は自分自身のうつ病体験を、過去のこととして客観的に見られるようになったから肯定的に読めたのかもしれません。
誰かの体験を聞いて、自分の体験が現実の様に蘇ることがないのは、傷が癒えたからなのかもしれません。
一つのことを、悪い面ばかりでなく良い面からも見れるのは、心が健康になってきたからなのかもしれません。
他人の意見に振り回されず、それも聞きつつ、自分の意見が持てるようになったのは、頭と心のバランスがとれるようになったからもしれません。
そういう意味では、何か本を読んでみて、その本の良い面が見つけられるかどうかが、心のバランスがとれてるかどうかの検査になるかもです。
もしも、悪い面しか見つけられないとしたら、気をつけた方がいいです。
あなたがあなたに対しても、悪い面しか見てない可能性がありますから。
あなたは言えますか?
あなたの素晴らしいところ。
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