うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

みんなから愛されている人?

2018.02.17


 うつ病再発予防コーチの中野です。

 

 何気なくテレビのチャンネルを回すと(未だにチャンネルを回すと言ってしまいますが)放送大学の番組が流れていました。

 

 テーマは『多重量化』。

 

 なんじゃそりゃ。

 

 聞きなれない言葉に、授業の内容を想像もできないのですが、他に見たい番組もなかったので、パソコンを触りながら、横目で見ていたんです。

 

 案の定、授業の内容はさっぱり理解出来なかったんですが… 笑

 

 気になるキーワードが聞こえてきたんです。

 

 

 誰ががみんなに愛されている

 みんながみんなに愛されている

 

 

 授業の中で、これを数式化しなさいという問題が出ただけなんですが…

 

 

 ただの命題なんですが…

 

 

 なんかザワザワするんです。

 

 

 何か落ち着かないというか、胸騒ぎがするというか…

 

 

 それで、このザワザワする気持ちの原因を探ってみたんです。

 

 

 そして、わかりました。

 

 

 「そんなことはありえない!

 

 

 というのが、見つかった答え。

 

 

 「誰ががみんなに愛されている」

 

 

 「みんな」というのを、どの範囲で考えるかにもよりますが…

 

 

 例えば「世界中のみんな」だと仮定すると…

 

 

 世界中のみんなに愛されてる人って知ってますか?

 

 

 私は知りません。

 そんな人は、いないと思ってます。

 

 多くの人から愛されている人がいても、必ず、それに反対する人がいる。

 だって、全員が同じ考え方だと危険ですから。

 

 

 人間ってそういう生き物なんです。

 だから、生き残ってこれた。

 

 

 全員が同じ考え方でいてしまうと、何か間違った方向に進んだ時に、誰も止めないし、その結果、全員が死んでしまう可能性もあります。

 

 

 いろんな考え方をする人がいるからこそ、いろんな選択肢が考えられる。

 

 

 そして、いろんな人がいろんな選択することで、亡くなる人もいるけど、生き残れる人もいる。

 

 

 そうやって生き残ってきたんです。

 

 

 人間って、そういう生き物です。

 

 だから、全ての人が同じ考えなんてありえないし、あってはいけない。

 

 もしあったら人類存亡の危機です。

 

 

 で…話を戻すと…

 

 

 だから、みんなから愛されるなんて不可能だってこと。

 

 もちろん、目指すものでもない。

 

 

 だから、こう思ってるんです。

 

 

 周りの誰かに嫌われることがあっても、それは、普通のことなんだって。

 

 

 好きになる人もいれば、嫌いになる人もいますよ。そりゃぁ。

 

 でも、傷つく必要はないんです。

 

 だって、世界中の人から嫌われてるわけじゃないんですから。

 

 そもそも、世界中の人から嫌われるなんてありえないんですから。

 

 もしあったら…人類存亡の危機。

 

 だから、何があっても大丈夫。

 

 

 そんなことを、放送大学の授業中に思ったんです。

 

 ただの命題だったんですけどね。笑

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