うつ病と共に歩み、生きる。そして、こだわりをとかす。

不思議な世界の扉を開く

2017.01.05


【ピュアな人がピュアなまま輝ける】そんな世界を目指して[うつ予防]、[トラウマケア]、[願望実現]等の支援をしています、つ~ちゃんです。週に一度のペースで家族ネタの紹介をしてます。少しでも、心がほっこりとしてもらえればいいなと思ってます。


◎おばぁちゃん姉妹


これは、私が高校生頃の時の話です。
あの日、おばぁちゃんは「妹とお稲荷さんに参って来る」と出かけました。
おばぁちゃん姉妹は仲が良く、一緒に出かけるのは珍しくなかったんです。
でも、その日はいつもと違いました。おばぁちゃんは思ったより早く帰宅し
妹がボケたらしい。変な事を言う
と母に訴えるのです。仕方がないので母が、妹さんに連絡して伝えたところ
変な事言うのは、お姉さんの方や」と言うのです。


◎おばぁちゃんは突然に


困った母が、おばぁちゃんに伝えると「私は変やない!変なのは妹や!」と叫び、その場で全裸になってトイレに走っていきました。(私も母も呆然)
そして、トイレの中でおばぁちゃんが「眩しい!眩しい!電気を消して!」と叫んでいるんです。(理由は不明)
仕方なく、私がスイッチを切りますと「見てみ~。お稲荷さんのお陰や!」と叫ぶ声がします。(消したのは私)


◎不思議なおばぁちゃん


しばらくして、おばぁちゃんはトイレから出てきました。(当然、全裸で)
その後に、全員で夕食を食べました。(おばぁちゃんは、服を着ています)
しかし、おばぁちゃんだけ箸も持たずに食事を見つめたままの状態でした。
箸では食べにくいのかと思いスプーンを渡すと、おばぁちゃんはスプーンを立てようとします。(立つ訳がない)手を放すと転がるスプーンを、何回も立てようとしながら私達に言います。
見てみ~。お稲荷さんのお陰や!」(それは重力とバランスの問題です)


◎注意するおじいちゃん


それを横目でみていたおじいちゃんが「アホなことせんと、さっさと食え」と注意すると、突然、おばぁちゃんは
中野家がこうなったのはお前が原因や!お前がいつもこんなんやから…
と、おじいちゃんにまくし立てます。
祖父母は仲が悪く、毎日のように喧嘩をしていましたので、不思議ではないのですが、この日は少し異常でした。
おじいちゃんは、ヘラヘラ笑いながら話を聞き流し、食事を続けたのです。


◎カッコいいおじいちゃん


母も私も、どうしたら良いかわからずオロオロしてましたが、おじいちゃんだけは、平然と落ちついていました。
どんなに罵倒されても、ヘラヘラ笑い何も言い返さずに食事をしてました。(やっぱり、おじいちゃんは凄いな)
やがて、食事を終えたおじいちゃんは「黙っとけ!このキツネ憑きめが!」と言い残し母屋に帰っていきました。


◎それはそれでアカンやろ


母は、仕方なく父を電話で呼び出し、(両親も仲が悪く喧嘩していました)しばらくすると父が帰って来ました。
そして、おばぁちゃんと話をした父は「やっぱり、オカンはボケとるな」と言い(そんなことはわかってるねん
おじいちゃんも含め、対策を話すことにしましたが、やはりおじいちゃんは平然と落ちついて、笑っていました。
そんな態度に、両親がイライラすると「大丈夫。狐が憑いとるだけやから」とおじいちゃんは落ち着いてました。
そうなんです。おじいちゃんだけは、【ボケ】ではなく【狐が憑いている】だけと思って安心していたんです。(それはそれでアカンやろ~って)

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