祈りと自己暗示(続きの解説編)
いつもきれいに使っていただいて、ありがとうございます。
という書き出しから始まった前回の話の続きです。
前回の最後にも書きましたが、もうオチが見えている方は、さっそく実践に活かして頂ければ結構です。なので今すぐにこの記事を閉じてください。オチがバレている方に話をするのは、恥ずかしいですから。(笑)
これ以降は、前回の時点ではオチが見えなかった方に向けて話をします。オチが分かっていても読みたいという方は、オチが見えてないフリをして、読んでください。(笑)
さて、前回「祈り方を間違えると、幸せを呼ぶどころか不幸を呼び込む」という結論だけをお伝えしました。
今回は、その結論についての解説をします。ちなみに、前回の内容を前提に話しますので、前回の内容を忘れた方は、適宜、振り返りながら、聞いて頂けると幸いです。
では、解説を始めますが、ポイントは言葉に隠された前提です。
例えば「幸せになりますように」と祈る場合を考えてみますと、この言葉には「私は幸せではない」という前提が隠れています。もしいま幸せなら、そんなことを祈りませんから。
そして、これを繰り返して祈るたびに「私は幸せではない」ということを認め、それを自分に言い聞かせることになります。一種の自己暗示ですね。それも、悪い自己暗示です。
ご存知の通り、自己暗示は強力です。
良い自己暗示をかければ良い結果を産みますし、悪い自己暗示をかければ悪い結果を産みます。これは不思議なことでもなんでもなく、そういうものなんです。これを、上手に使う有名人(例えば、明石家さんまさん)もいるわけです。
もう、お気づきでしょうか?
心から「幸せになりたい」と思っているのに「私は幸せではない」という暗示をかけ続けているわけですから、「私は幸せではない」ということを、証明するかのような結果を産みます。つまり、不幸を呼びよせるわけです。
まぁ、不幸を呼び寄せるというと、怪しげな感じがするかもしれませんが【人は自分に都合よく解釈する生物】ですので、身の回りに起こったことを「私は幸せではない」と信じてることに都合が良いように解釈して、自然と不幸な出来事ばかり目につくと言う方が分かり易いかもしれませんね。
同じ出来事を見ても、どう解釈するかによって意味が変わりますからね。
つまり「私は幸せではない」と思う人には「私は幸せではない」と思う事ばかり起こるように見えるんです。
一方で「私は幸せだ」と思う人には「私は幸せだ」と思う事ばかり起こるように見えるんです。
これで「幸せになりますように」という祈りが不幸を呼ぶ仕組みを、理解して頂けたと思いますが、じゃあどうすればいいかというと「私は幸せだ」という前提を含む言い方で祈るといいわけです。
例えば
いつも幸せでいさせていただいて、ありがとうございます。
なんて、如何ですか?
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