『自信がない』という方に知って欲しいと思うこと
【うつ病で悩む人が1人もいない!】そんな世界を目指しています。
うつ病経験者専門コーチの中野です。
♪もうすぐ春ですね。♪
このくらいの時期になると、受験生を持つ親は、ハラハラしているんじゃないでしょうか?
うちは、去年が高校入試でした。
そして、今年と同じく2月24日が都立高校の入学試験日でした。
すごく不安そうな感じで家を出る娘を、思い出します。
◎自信を持て!と言っても難しい
もしこれが、ドラマや映画だったら「大丈夫だよ!自信を持って行け!」と言うシーンでしょうけど、実際には難しいですよね。
だって、本人は自信がないと思っているわけですから、そんな本人対して「自信を持て」なんて言っても無理!
『無い』と思ってるものを『持て』なんて、道理が通りません。
言ってる方は、どや顔でしょうけど言われる本人は、辛いですよね。
「そんなこと言っても、無理!」
って叫びたいほどだと思うんです。
◎いい人ほど、無理をする
でもね。言われる本人が良い人だと「うん。わかった。自信を持つよ。」なんて無理して返しちゃうんですね。それも、引きつった笑顔で。
本人にも、無理している自覚はあるんでしょうが「自信を持て」と言ってくれた相手に、気を使うんでしょう。
でも、無理してるのは、本人以上に周りにもバレてるんですけどね。
だって笑顔が引きつってますから。
◎無理に持とうとしなくていい
だからと言って、自然な笑顔になるように、練習なんてしないください。
そもそも無理なことを言おうとするから、笑顔が引きつるわけですから、無理なことを言わなきゃいいんです。
そして、無理に自信を持とうなんて思わなくていいです。
無理に持とうとするから、苦しいし辛いんです。
無理に自信を持とうとしなくても、すでに自信を持っているんですから。
えっ?
何か変なこと言いました?
◎「自信がない」という矛盾
実は「自信がない」と言ってても、自信を持っているんです。
は?何を言ってるの?
なんて思うかもですが、もう少し、お付き合いください。
要は「自信がない」と言ってるのは誰なのかということなんです。
もちろん「自信がない」と言ってる自分なんでしょうけど…
まず「自信がない」ということは、「自分のことが信用できない」ということですよね。
そして、自分のことが信用できないと言いつつ「自信がない」という自分は、信用しているわけです。
おかしくないですか?
自分のことが信用できないのなら、「自信がない」という自分も疑うべきじゃないですか?
信用できないなら、とことん疑えばいいじゃないですか。
信用したりしなかったり、中途半端だから矛盾が発生しちゃうんです。
◎自信がない時こそチャンス
結局、突き詰めれば、絶対に正しいことなんてないんです。
だから、自信が持てないのも当然。
そして、未来なんて誰もわからないから、不安になるのも仕方がない。
こうなるかもとか、こうなるはずと思うのも、全部思い込みですから。
でもなかなか、全てが思い込みだということに、気付きにくいんです。
未来のことばっかり気にして忙しいので。
だから、自信がない時こそチャンスなんです。
自分のことが信用できない時こそ、自分の思い込みを全て残らず疑って、全てが思い込みだと気づきましょう。
◎どうせ思い込むなら…
そして、全て思い込みだと気づいたら、あとは、どれを捨ててどれを残すかという選択です。
「全部思い込みだから全部捨てる」なんて言わないでくださいね。
そんなこと不可能ですから。笑
それができたら、仏の領域です。
大事な事は、思い込みの中にも、良い影響を与えるものと悪い影響を与えるものがあるということです。
例:私は世界中の人に愛されている♡⇒良い影響を与える思い込み
例:自分になんか、絶対にできない!⇒悪い影響を与える思い込み
これを見極めて、良いものは残し、悪いものは捨てればいいわけです。
どうせ思い込むなら良い方が良い。
そう、思いませんか?
そして、良い思い込みを引き寄せる可能性もあるわけですから。
自身の経験を生かして、うつ病を経験した方に対するサポート(悩み相談、トラウマケア、願望実現等)を行っています。