私達を苦しめる正体
突然ですが質問です。
あなたの目の前に、コップが置いてあることをイメージしてください。
それは、良いですか?悪いですか?
「はぁ?何を聞いてるの?」
「良いも悪いもないでしょ?」
そう思ったあなたは…
正解です。(笑)
おっしゃる通り、良いも悪いもないですよね。
でも、もしこういう背景があったらどうでしょう。
・そのコップは、昨日、片付けなさいと言ったのに放置されていたもの。
「なんで片付けられないんだよ!」
なんかイライラしてきません? 笑
今度は、こういう背景は如何?
・昨夜は帰って来なかったのかと心配してたら、朝、コップがあった。
「あぁ、帰って来てたんだなぁ~」
なんだかホッとしませんか? 笑
こういうのはどうですか?
・一人暮らしの部屋。片付けたはずのコップが、机に出されていた。
「えっ?誰がこの部屋にいたの?」
なんだか背筋が寒くなりませんか?
まぁ冗談はさておき…何が言いたいのかというと、目の前にコップがあること自体には良いも悪いもないのに、そこに解釈が入ると変わってくるんだということなんです。
つまり、目の前で起こる出来事には良いも悪いもないのに、その出来事を瞬時に解釈して、その解釈した結果で感情が揺り動かされるわけです。
そして、解釈は瞬時に無意識にするものなので、自分が解釈をしたことに気づかない場合が多いわけです。
その結果として、目の前の出来事が感情を揺り動かしたと勘違いするわけです。
実は、私達を苦しめる正体は解釈だということに気づかずに。
だから、気づいて欲しんです。
目の前のコップに良いも悪いもないということに。
目の前の出来事に良いも悪いもないということに。
私達には、解釈を選択できる能力が備わっているということに。
あなたには、何が届きましたか?
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
まずは気軽に、ご連絡ください。
イベントもやってます。こちらにも気軽にお越しください。