近すぎて見えないこと
よく知っているのに、説明できないことってありませんか?
そんなバカな!と思うかもですが。
あるんですよね。実際。
私は、今日、それを痛感しました。
今、ある会社のサイトに載せる用語集を作成しているのですが…
専門家としての解説を書いて欲しいと言われてまして…
正直言って、あまり詳しくない言葉も含まれておりまして…苦笑
専門家としては「よく知りません」とは言いづらく…苦笑
いろいろ調べて、自分なりの言葉に噛み砕いて書いてます。
まぁ、全く知らない言葉というわけでもありませんから、ちょっとヒントをもらえれば、「あぁ、なるほどね」ってわかるわけですけどね。
それでも、用語を一つ解説するのに1時間以上かかっています。汗
なかなか大変な作業なんですよね。
それで、自分へのご褒美というか、デザート代わりというか、調べなくても書ける用語も、混ぜておきました。
何しろ、20年間ずっとそれだけをやってきたと言っていいくらい詳しい言葉です。
ちょっと疲れてきた時の気分転換にちょうどいいと思っていたんです。
ところが…
「あれ?どう説明したらいいの?」
すぐに書けるつもりだったのに…
調べなくても、書けるはずなのに…
自分の能力不足にガッカリ…
結局、他のサイトではどう定義しているのか調べるはめに…
でも、どれも何か違うんです。
間違ってはないんですが…しっくりこないというか…そういう事じゃないというか…
で、いろいろと寄せ集めてみたら、共通解が見つかるかと思いきや…
共通解を集めても、それが正解とは限らないんですよね。
結局、何が言いたいの分からず…
なんだか、頭が混乱してきました。
こういうことって、前にもあったんです。
例えば、自分のこととか。
自分のことは、よくわかってるはずなのに、自己紹介となると戸惑う。
結局、何がしたいんだろう…
何を目指しているんだろう…
自分は何のためにいるんだろう…
考えれば考えるほど暗くなったり…
自己分析ツールとか、性格判断とかやってみたりするけど、どれも当たりのような気もするし、少し違う感じもするし…
それらを寄せ集めたら何か見つかるかと思いきや、すごく抽象的になって「これなら、誰だってそうでしょ?」って感じになったり。 笑
どうにだって解釈できることって、何も説明してないのと同じですから。
で、あるとき見つけたんです。
いい方法を。
自分を『芸能人の卵』と見立てて、それを横で支えるマネージャーという立場で、自分を売り込む文章を考えるんです。
今はまだツボミかもしれないけど、開花しそうな才能もアピール。
少しぐらいは、下駄を履かせた方がいいかもしれません。
大袈裟に表現することも必要です。
詐称はいけませんけどね。 笑
自分のことだと思うと恥ずかしくて言えないかもですが、自分じゃないと思えば自由に言えたりしません? 笑
近すぎると見えないことも、離れると見えてきたりするんですよね。
というわけで、良く知ってるはずの用語ですけど、あえて少し離れた場所から見てみたんです。
そして、それを正しく説明するよりも、少しくらい荒くても、分かり易い方がいいと思ったんです。
そして、みんなが知っているものに例えて説明を書きました。
「そうそう!これだ!」
やっとしっくりくる言葉が見つかりました。
ところで…
あなたには、ありませんか?
よく知ってるのに説明できないこと。
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
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