子どものころに、死にたかった
昨日の話に関連して、昔の話を思い出しました。
今でこそ、死にたいと思う人の話を聞いたり、心に寄り添ったりしている私ですが、昔は私も『死にたい』って思ってました。
一番初めにそう思ったのは、小学生のとき。
いつも怒られてばかりで「このまま生きていても、何もいいことはない」って、真剣に思っていました。
そして、夜中に台所に行って、包丁を手にしたんです。
これで、楽になれると思いました。
私を怒ってきた大人たちに仕返しができると思ったんです。
「もっと優しくすれば良かった…」
って、一生後悔すればいいと思ったんです。
そして、包丁を…
どこを切ればいいのかわからないんです。
死ぬなら一気に死にたい。
でも、中途半端な所を刺して、怪我をするだけで生き延びたら、大人達に後悔させるどころか、また、怒られてしまいます。
「何をやってるんだ!お前は!!」
って。
どこを刺せば一気に死ねるのか…
そんなことを悩んでるうちに…
結局、こんなことさえも出来ないのかと、ガッカリして…
そっと、包丁を元に戻して、ベッドに戻りました。
情けなくて、涙が出ました。
でも、そこから開き直ったんです。
どうせ、僕はこんなもんだ。
怒りたかったら、怒ればいい。
お前らが何を言おうと、僕の心には響かない。
誰の言葉も永遠に封じてやるんだ!
そして、心を深い所に沈めました。
そして、頑丈な扉で蓋をしました。
それからは、傷つくことなく、人生を過ごしました。
社会人になるまで、誰かの言葉で傷つくことはなくなったんです。
逆に、誰かの言葉で暖かくなることもありませんでしたけど。
それがマズイことだとは、その時は気づいてなかったんです。
長くなったので、今回はこの辺で。
うつ病に伴う悩みや心配について、わたし自身のウツ病経験を踏まえて、解決に向けた支援をしています。
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