怒りのマインドコントロール?(続き)
今日は、昨日のブログの続きです。
昨日は、
・心を動かしたのは誰なのか
・相手に怒るのはおかしい
・そこに気付けるかどうかが大きい
という話をしました。
そして、そこに目を向けることで、そこにいろんなヒントが隠れてることに気づける。
というところで、終わりました。
その続きから話します。
◎あなたが怒る理由と他人が怒る理由
まずは、私達が怒る時のことを振り返って見たいんです。
私達が怒るキッカケになったのは何かを見たり、聞いたりしたことかもしれません。
でも、私達と同じ何かを見たり、聞いたりした人が、私達と同じ様に怒るとは限りません。
◎例えば
また、怒ったとしても、私達とは違う理由かもしれません。
例えば、幼い子が泣いている時。
もしかしたら
・あの子の親は何をしてるんだ!
・泣いてる子を放っておくなんて!
・親の顔が見てみたい
なんて思うかもしれません。
◎本当の理由
でも、本当の理由ってそこじゃないんですよね。
後から理由をつけてるだけで、本当は、ただ気にいらなかっただけ。
で、意外に軽く見られがちなんですが「気に入らない」ということを単に「わがままだ」と思いがちです。
でもね。
「気に入らない」って思うことは、そんなに悪いことなんでしょうか?
◎何が好きか嫌いかは自分で決める
それが好きだと思うか嫌いだと思うかは個性だと思うんです。
いろんな人がいるからそれでいい。
誰にも、私達が思うことに対して、ケチをつける権利はないんです。
「私達がそう思う」ということが、私達にとっての真実なんです。
その私達にとっての真実というのが一人一人違うというだけのことです。
◎そこが問題
そして、そこが問題なんです。
私達にとっての真実であることが、相手にとっては真実でないということがよくあるんです。
私達が正しいと思うことは、実は、私達の中で正しいと思うだけで、他は正しいと思ってなかったということはよくあることなんです。
だから、私達が正しいと思うことは私達にとっての正しさであって、他の人にも共通の正しさとは限りません。
◎私達の六法全書
例えば、あなたには許せないこと。
守らなければいけないと思うこと。
そうするのが当たり前であること。
今まで生きてきて、追記され続けてきたルールブックがあるはずです。
言わば、あなたの中の六法全書。
◎六法全書と反すること
そのルールに外れた言動や出来事に出会うと怒りが沸いてくるんです。ルールを破っているから。
でも、そのルールは絶対に正しいのでしょうか?
もちろん、あなたは正しいと信じているでしょう。
中には、当たり前のことになっていて、疑う気にもなれないものもあるでしょう。
そして、あなたの目の前にあらわれたあなたのルールを破る人や出来事は、あなたのルールに対して「本当にそのルールは正しいの?」と気づかせてくれるために現れたのかもしれません。
そう見ると、怒りはあなたに気づきを与えるチャンスなんです。
誰かのために怒らされたのではなく、自分が気づくために怒ったと考えてみませんか?
きっと、何かヒントが見つかりますよ。
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