幸せの種の見つけ方
今日も、帰宅が深夜0時過ぎです。
随分と落ち着いてきたと思っていたのに、安心しているといろんなことが起きるんですよね。
これには、どの様な肯定的な意図があるのか、今はわかりませんが。
なんて話をしていると、昨日の内容とかぶってしまいますので、ちょっと話題を変えまして…
最近は、通勤中の読書が日課です。
先日も紹介しましたが、アマゾンのプライム会員になっていると電子書籍が読み放題になりますので、貪る様に読んでいます。
何しろ何冊読んでも無料ですから。
無料で読める本は限られていても、読み切れないほどの量がありますから不便は感じません。
今は『思考は現実化する』という本を読んでいます。
「今頃、あの本を読んでるの?」
と馬鹿にされても仕方がないくらい昔からある名著です。
古い本ですが、読んでいても古さを感じません。
というか、私にとっては新鮮です。
「なるほどねー」
「おぉ!そうかー」
なんて、心の中で独り言を言いながら読んでいます。
それで、ほとんどは納得できる内容なんですが、今日読んだ所に関しては疑問があります。
というか、捉えようによっては危険な感じがしました。
そう感じた部分といういますのが…
逆境の中に幸せの種子が隠れてる。
という文章です。
私がひねくれているのかも知れないのですが…
そして、言わんとしていることが、わからないでもないんですが…
捉えようによっては、
・逆境を乗り越えれば、幸せになれる
・逆境を乗り越えないと不幸せなまま
・たくさんの逆境を経験する方がいい
・逆境の中から幸せの種を見つけよう
・無理をしてでも逆境を乗り越えろ!
と、言ってるようにも聞こえます。
でも…
こんなことを言っちゃうとダメかもしれませんが…
逆境の最中は、幸せの種が見えないと思うんです。
だって、逆境で精一杯ですから。
目の前の問題に一所懸命で、そこに幸せの種があっても気づかないと思うんです。
そんな余裕がないからこそ、逆境と言うと思うんです。
余裕があるなら、逆境とは言えないんじゃないでしょうか。
そして、逆境が落ち着いたかと思うと、別の逆境が襲ってきたりして。
いつになったら、幸せの種を見つけることができるんだ~!!
って、叫んでみても見つからない。
それでも諦めずに…
「これさえ終われば、今度こそ…」
なんて思い続けているうちに、身体を壊したり、心が折れたりして…
幸せの種も見つけれられないまま、逆境を乗り越えることでできないまま絶望してしまったりするんじゃないかと思うんです。
じゃぁ、逆境の中に幸せの種はないのかというと、あると思っています。
あるけど、逆境の最中には見えないと言ってるんです。
じゃぁ、どうやったら見つかるのかというと、逆境が終わった後だと思うんです。
逆境が終わった後、すぐなのか何日か何か月か何年か経ってからなのか、落ち着いて振り返る時間をとることで見つかるんじゃないかと思うんです。
・あの逆境で、何を見つけたのだろう
・あの逆境で、何に気づけたのだろう
・あの逆境で、何を得られたのだろう
・私の未来にどんな効果を与えるのか
・あのことは私に何を語り掛けるのか
こういった問いかけをすることで、その時には見えなかった何かに気づくことができるんだと思うんです。
だから、もし今が逆境の最中だいう場合は、今すぐには幸せの種を探そうとしないでください。
そして、無理に逆境を乗り越えようと思わないでください。
それで身体や心を壊したら、元も子もありませんから。
それより、今は乗り越えられないと思ったら、いったん休憩した方がいいと思います。
もしかしたら、その方がより早く、幸せの種を見つけられるかもしれないのですから。
もちろん、その逆境を振り返るだけの心の余裕があればの話ですけどね。
もし今は逆境の最中でなく、比較的落ち着いているというなら、昔に経験した逆境を振り返ってみるのは如何?
きっと今なら、当時は見えなかったものが見えるようになっていると思いますよ。
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